青い海と青い空、白い砂浜に打ち寄せる波音…。そんな風景を眺めながら、ゆったりと食事を楽しめる人気店が浜辺の茶屋です。沖縄にカフェブームが到来するよりずっと前、1994年創業という沖縄でも老舗のお店というから驚きですよね。
風に運ばれてくる潮の香りを感じながらいただく料理は絶品で、ランチタイムには行列が絶えません。
まるで一枚の絵!いちおしのカウンター席
浜辺の茶屋といえば、海が一望できる大きな窓辺のカウンター席が人気です。目の前に広がる海は一瞬たりとも同じ顔を見せず、朝昼晩、どんな天気でも楽しませてくれます。木枠にかこまれた風景はまるで絵画を見ているかのような美しさ。自分だけ海にぽっかり浮かんでいるかのような錯覚さえ覚えます。観光客はもちろんのこと、地元の人でも改めて沖縄の良さを発見できるでしょう。
席の予約はできませんが、屋上のテラス席や店舗下の砂浜でも食事を楽しむことができますよ。
素材の旨味が生きている。目にも鮮やかな料理たち
風景の美しさと共に、提供される料理のおいしさも際立っています。旬の野菜や地元でとれたものを使い、舌でも沖縄を感じることができます。海ぶどうや田イモなど、新鮮だからこそ彩り豊かな品々は、目から楽しめること間違いなし!
おすすめの自家製の天然酵母パンは、サンドイッチやトーストでいただけます。オリジナルブレンドのコーヒーや、トロピカルな色合いのドリンクはデザートと相性ばっちりですよ。
モーニングも行っているので、比較的人の少ない平日にゆっくり一息つくのもいいですね。
物語がつまった店内で、自然とともに過ごす
木材をふんだんに使い、海辺にぽつんと建つお店は、椅子やテーブルまですべてオーナーと友人たちの手作りなんだそうです。自然と共生することで、「ありのままの沖縄を感じてほしい」という思いがつまっています。
風景と食事を楽しんだ後にぜひ目を通してほしいのが、「お客様感想ノート」。オープン当初から用意しているノートには、お店ですごしたさまざまな人たちの思い出が綴られています。建物だけでなく、雰囲気にもストーリーが感じられる素敵な空間だということが伝わりますね。