那覇空港から車で約9分。那覇市高良にあるてんぷら店です。「オードブル専門店」と名乗っていますが、沖縄独特の「てんぷら」を売る店です。先代から引き継いだ店舗。お値段も多少はしたものの、伝統の味も引き継いで今日もお客さんで溢れています。
ポイント1: 那覇の外れ?!『高良てんぷら店』のロケーションは?
『高良てんぷら店』は那覇市の中心部より少し外れた那覇市高良というところにあります。
那覇空港からはわずかに車で9分。
車でない場合、バスではとても行きにくい場所なので、ゆいレールの「赤嶺駅」から徒歩14分がおすすめです。
一駅先は「小禄」で沖縄に移住してきた人も多く住む便利なエリアなのですが、そちらとも反対方向で、まず観光客は来ないエリアなのではないでしょうか?
しかし、ここ「高良てんぷら」が安くて美味しいと知ったが最後、わざわざここをめがけて行ってみたくもなりますね。
ポイント2: 魚、もずく以外は?『高良てんぷら店』のおすすめてんぷらは?
『高良てんぷら店』では、保温用のホットケースに入れててんぷらを販売しています。
てんぷらと言っても、本土のそれとは違い、衣に出汁が入っていて、天つゆなしでスナック感覚で食べることができるんです。
沖縄ではコンビニでも「沖縄てんぷら」を売っているところもありますが、衣が厚すぎてあまり美味しいとは言えませんでした。
沖縄てんぷらには明らかに美味しい、まずいがあります!
ここ『高良てんぷら店』は、知人である先代店主から店を引き継いだそうで、引き継いで7年ほどになるそうです。
しっかり先代の味も引き継いで、ふっくらしているけどカリッと歯ごたえのあるてんぷらが一度食べると病みつきになります。
特に「さかな」と「もずく」は観光客が買う沖縄てんぷらの定番ではありますが、この2つがやはり美味しい!
毎回、「何の魚だろう」とは思いますがあえて聞くこともせずですが、その日によって違うとの噂です。
さかな、もずく以外にもいか、ゴーヤ挟み揚げ、エビ、かぼちゃ、いんげん挟み揚げなどがあり、そのどれもが外さずどれもが美味しいです。
1個70円からというリーズナブルなお値段にも感激です。
ご夫婦でこのお店を営んでおられ、そのニコニコとした笑顔に引き寄せられて買いに来るお客さんも多いと見受けられます。
ポイント3:『高良てんぷら店』は、お菓子系揚げ物もある
『高良てんぷら店』には、サータアンダギーや田芋パイなどのお菓子系の揚げ物もあります。
サータアンダギーが言わずと知れた沖縄を代表する揚げドーナツですが、田芋というのは知る人ぞ知るものかも!
沖縄の「ブルーシールアイス」にも「田芋」味のものがありますが、そのねっとりと濃厚な味がくせになりそうです。里芋のようですが、畑で取れる里芋に対し、田芋は浅く水を張った水田で栽培されます。
うちなーはタームとかターンムと呼び、沖縄にはかかせない食材です。
てんぷらももちろん食べたいですが、ぜひお菓子系も買ってみて下さい!
那覇空港からわずか車で9分のところにある『高良てんぷら店』は、もずくや魚をはじめ、沖縄独特のてんぷらをうる店です。ごはんのおかずというよりスナック感覚で食べられるてんぷらですが、どこの店のものでも美味しいというわけでもありません。ぜひ、『高良てんぷら店』に足を運んで食べてみて下さい。