那覇空港から車で約1時間半。沖縄本島北部、今帰仁村にある1日1組の宿です。今帰仁村の原生林の中に佇み、静寂の中でまったりと過ごす。いつもの沖縄とは違う滞在に心が踊ります。1部屋で完結するのではなく、敷地内に点在する寝室、食堂、露天風呂など各棟に別れたスタイルがユニークです。
ポイント1: 今帰仁村の原生林の中!『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』のロケーションは?
『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』は那覇空港から車で約1時間半の今帰仁村諸志にある1日1組の宿です。
沖縄を訪れる人、また沖縄に移住した人がその美しい自然に魅せられてしまうように、今帰仁の原生林の中にやはり本土より沖縄に移住した建築家が2022年に一軒の宿を建てました。
エメラルドグリーンの海が印象的な今帰仁村ですが、宿があるのは鬱蒼とした熱帯植物が茂る山の中。海までは車で7分ほどかかります。
空港からは沖縄自動車道経由で1時間半。バスの場合は「沖縄エアポートシャトルOAS/RSL-RP」に乗り「名護市役所前」で下車、そこから徒歩2分のところにある、名護市役所前から琉球バス66番に乗って「諸志(しょし)」下車。徒歩15分で宿に到着することができます。
沖縄エアポートシャトルを使ったほうが、路線バスよりもなぜか1000円程度料金が安いのが不思議です。
また、やんばる急行バス・今帰仁城入口、または高速バス・名護バスターミナルからは、お迎えが無料だそうなので、お願いしない手はないでしょう。
なお有料で那覇空港からのお迎えも承っているとのこと。敷地内に無料駐車場もあります。
ポイント2:『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』のお部屋紹介!
『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』は1日1組の宿なので、部屋タイプのバリエーションはありません。1000坪の敷地の中に建築と庭、そして森が絶妙なサイズで建てられており、それらが渾然一体となるのがコンセプトとなっているので、寝室と食堂、浴室はそれぞれ離れています。
まずは駐車場に近いレセプション棟で手続きを済ませ、アメニティーをもらってから、寝室に向かいます。
アメニティーも凝っていて、浴用タオル、生成りの石蕗ロゴ入り布袋、竹製歯ブラシ 、歯磨き粉
それにシャンプー、リンス、ボディウォッシュはアルガンオイルが入った上質なものです。
寝室は海側に面し、大きくとった窓を開け放ってオープンエアとしてやんばるの風を感じることもできます。遠くに今帰仁のエメラルドグリーンの海も見えます。
木のぬくもりを感じられる寝室はダブルベッド2つとデイベッドがあるだけのシンプルな建物で、三層混構造という個性的な造りになっています。
そのユニークさから、数々の建築雑誌やこだわりの旅系マガジンなどに取り上げられ、今や知る人ぞ知る有名な宿でもあるそう。
朝日が登る頃になると、海側から山側に風が流れていき、とても気持ちがいい時間を過ごすこともできますので、朝は窓を開けて風を楽しんでみて下さい。
そして浴室は寝室か小径をら少し歩いたところにあり、素朴な木の小屋の中に石造りの浴槽がある、野趣あふれる露天風呂です。(温泉ではありません)
すぐそばは森なので、森の香りを楽しみながら入浴ができます。アロマキャンドルも用意されているのが心憎いですね。
ポイント3:『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』の食事はどこで食べるの?
『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』の朝食は宿泊料金に含まれていますが、夕食はリクエストとなっています。
またヴィーガンや玄米食にも対応しているとのことです。
食事棟がまたユニークで、やはり半オープンエアの「小屋」スタイルの建物の中に、ダイニングテーブルと、流し台、そして「かまど」があります。
調理もこの小屋で行い、出来立てを提供してくれるのです。
朝食は一汁三菜スタイルで、島野菜を中心にやちむんのお皿で提供されます。厳選された素材で作るシンプルな朝食がおいしくないわけがありません。ご飯はお隣のかまどで炊き上げてくれるので、あつあつの炊きたてを食べることができて幸せです。
なおこの食事棟にはキッチンの他、食器や冷蔵庫、ガス台、オーブンもありますので、滞在中、早朝深夜以外は好きなときに使うことができます。
お気に入りの店でデリや食材をテイクアウトして、この食事棟で食べるのも楽しそうですね。
沖縄本島北部今帰仁村にある一棟貸しの隠れ家宿『今帰仁石蕗(ナキジンツワブキ)』は、12才以下お断りの、大自然を感じてゆっくりと過ごせる上質な隠れ家宿です。今帰仁の原生林の中の1000坪の敷地内に、寝室、食事棟、入浴棟が点在しているのがユニーク!
お値段は2名で11万ほどとなりますが、たまにはこんな沖縄もいいのではないでしょうか?ぜひ、訪れてみて下さい。