那覇空港から車で約1時間。沖縄本島中部、読谷村の海沿いにある漁協とその直売店です。1Fは市場、2F はイートインスペースになっています。沖縄の海沿いならではの美味しいシーフードを食べるにはまさにうってつけの場所ですね。
ポイント1: 意外にアクセスはカンタン!『読谷村漁協直売店』のロケーションは?
『読谷村漁協直売店』は沖縄本島中部、読谷村の海沿いにあります。
漁協の1Fは市場、そして2Fはイートインスペースとなっていて、1F で買ったものを調理してもらい食べることができます。このあたりは沖縄を代表する観光スポット「牧志公設市場」などと同じシステムですね。
『読谷村漁協直売店』は那覇空港から沖縄自動車道経由で約1時間。バスの場合は国際通りやアメリカンヴィレッジ前も通る琉球バス120番に乗り、「嘉手納」で琉球バス62番に乗り換え、「都屋(トヤ)」で下車すれば、徒歩10分で漁協に到着です。
他にもルートがありますが、このルートは20分ほど余分に時間はかかるものの、一番安いルートです。
漁協というと、古びた建物の中に市場とお食事処があってというイメージですが、観光客も多いからか、きれいな建物でびっくり!さあ、さっそく中に入ってみましょう!
ポイント2: メチャ新鮮!『読谷村漁協直売店』の海鮮メニュー紹介!
『読谷村漁協直売店』では、1Fの市場でシーフードを買い、それを2Fのイートイン・スペースで調理してもらって食べるというシステムになっています。
朝10時からセリが行われるため、仲買人などが集まってきて活気があります。セリが終わるとその横の直売店が11時頃からオープンし、仕入れたばかりの魚を一般人も安く買えます。
安く買った魚を2Fで調理してもらうもよし、「海人食堂」でシーフードメニューを楽しむもよし。その人なりの楽しみ方があります。マグロ丼(950円)、もずく丼(750円)、イカスミ丼(1500円)、魚汁(1200円)もあります。
なお、「海人食堂」では、豪華な「都屋の海人丼」(1950円)をはじめ、マグロ丼(950円)、もずく丼(750円)、イカスミ丼(1500円)、魚汁(1200円)などのほか、てんぷらも販売されています。
他にも海ぶどう丼や魚バター焼きなどの定食もあり、比較的リーズナブルなのが嬉しいところです。
なんといっても仕入れたばかりの素材なので、美味しくないわけがないです!新鮮な海の幸を食べたければ、漁港一択となるでしょう。
ポイント3: こんなのが食べたかった!『読谷村漁協直売店』のてんぷらメニュー紹介!
沖縄の天ぷらは、本土のそれとは違い、衣に出汁の味がついています。そのため、天つゆなしでスナック感覚で食べることができます。沖縄のコンビニや市場などで、「ホットスナック」と書いたケースに入れられて売られているのを見たことがある人も多いかも知れません。
『読谷村漁協直売店』でも、沖縄独特のてんぷらは売られています。それもケースに入れて売られているのではなく、オーダーを受けてから揚げてくれるので、「アチコーコー」(沖縄弁で「熱い」の意味)のものを食べることができます。
まずオーダーシートに記入してから注文するシステムになっています。
売られているのは海鮮丼などを販売している「海人食堂」で、魚、イカ、もずくのてんぷら(もずくだけ100円、あとは90円)があります。
晴れていれば慶良間諸島まで見えるテラス席で食べるのもいいですね!
しっかり味のついたアチコーコーの天ぷらを食べる時、「ああ、沖縄に帰ってきたな」と感じる筆者ですが、皆様はどうお感じになるでしょうか?
海に囲まれ、シーフードが美味しい沖縄ですが、意外に美味しくてリーズナブルなシーフードが食べられるところを探すとなると、容易ではありません。国際通り近くだと『牧志公設市場』などもありますが、最近はとても値段が高く感じるからです。
安くて新鮮なシーフードを食べたければ、ぜひ『読谷村漁協直売店』に足を運んでみてください。