那覇空港から車で約14分。那覇市寄宮にある公園です。2月には濃いピンク色の緋寒桜が咲きほこり、一足早くお花見をすることができます。またD51が展示されていたりして、見どころのある公園でもあります。
ポイント1: 2月に緋寒桜が咲く『与儀公園』のロケーションは?
『与儀公園』は那覇市寄宮にある公園で、図書館や市民会館とも隣接しています。
規模的には、緑ヶ丘公園の3分の2くらいで、中規模の大きさがあります。
平日昼間にはお年寄りが多く、ベンチに座ってまったりされていて、とてものどかな光景です。グラウンドや遊具もあるので、子供を遊ばせに来ているお母さんも多いです。
2月になると、園内、特に川沿いには緋寒桜が咲き乱れ、地元の人や観光客を楽しませてくれ、「桜まつり」も開催されています。
椰子の木と緋寒桜が並んでいる光景は本土では見られないので、沖縄ならではと言えるでしょう。
那覇空港からは車で332号線を経由し、約15分。
バスの場合はいったん琉球バス120番、111番などで「那覇バスターミナル」まで行き、沖縄バス35番に乗り換えて「赤十字病院前」下車。徒歩1分で公園に到着です。
ちょうど病院の前にあるので、バス停がすぐ近くにあるのがいいですね!
ポイント2:『与儀公園』南国ならでは!ハイビスカスとヤシの木もある公園!
『与儀公園』は南国の公園らしく、椰子の木やハイビスカスも並んで咲いています。
公園内を川が流れていて、特に夏場などは開放感、清涼感を味わえます。
実は那覇の他の公園もそうであるように、この公園も猫と鳩が多い公園です。それもこころなしか沖縄の猫や鳩は、人を見てもすぐには逃げず、まったりしているように感じます。
それに地元のお年寄りが将棋や囲碁などもされていて、ゆんたくの場所になっているのがわかります。昼過ぎから夕方は子どもたちがボール遊びをしています。
観光客としては、地元の人のお邪魔にならないように、そっと見守るのがいいですね。
ポイント3:『与儀公園』のD51はどうしてあるの?
『与儀公園』にはなぜか蒸気機関車D51が展示されています。
これはなぜかというと、時は1972年に遡りますが、本土復帰を記念して、JR九州の招きで北九州を訪れた沖縄の小学生が、「D51」を見て目を輝かせたことから、「鉄道のない沖縄にD51を贈ろう」と輸送費を募金で賄って贈ったものなのです。
それから50余年。当時の小学生はもう定年退職するくらいの年齢になっていると思いますがきっとこのD51のことは一生の思い出に残っているはず。
公園を訪れる人達も、こうしたエピソードがあるということを知って、このD51を見ると、ひと味違う感情が湧き出てくるのではないでしょうか?
那覇市寄宮にある『与儀公園』は、公園内に川が流れていて、2月には川沿いを中心に緋寒桜が咲き、桜まつりも開催されます。
また南国らしくハイビスカスやヤシの木も植えられていてエキゾチックな感じがします。ふだんは地元のお年寄りや子供がボール遊びをしているような普通の公園で、地元の人の生活を垣間見ることもできます。ぜひ一度、足を運んでみて下さい。