那覇空港から車で約分。那覇市若狭にある沖縄とネパール料理を楽しめる食堂です。従業員の方はネパールの方が多いことからこのような食堂になったようです。他の食堂にひけを取らない沖縄料理、そして本格的なネパール料理が同時に楽しめるユニークな食堂です。
ポイント1:『若狭食堂』はいったいどこにある?行き方は?

『若狭食堂』は那覇市のクルーズターミナルの近く、若狭にある沖縄料理とネパール料理が食べられる食堂です。
どうして沖縄でネパール?と不思議に思われるかも知れませんが、那覇市とネパールは2015年に友好を結び、ネパールから空手留学などの留学生を受け入れたり、近くの若狭公民館では、ネパールとの友好イベントが開かれたりしているそうです。
もともと沖縄は中国の福建省をはじめ、「アジアの十字路」としてアジア諸国と交流があり、米軍基地もある関係からアメリカの文化が取り入れられていたりと、異国の文化に対するハードルは低い土地柄なのではないでしょうか?
また、この店は、沖縄在住のネパール人のよりどころとなっているようにも思えます。
食文化の点においてもその傾向は顕著で、なんでも「ちゃんぷるー」にするのをむしろ楽しんでいるようにも見受けられます。
そんな経緯があるので、沖縄料理とネパール料理が同時に出てきても、なんら違和感がないのでしょう。むしろ本土の人のほうが頑なで常識を打ち破れないのかも知れません。
この店は那覇空港からはうみそらトンネルを通って車でわずか6分。
バスの場合も東京バス(TK01か02)に乗り、「那覇商業高等学校前」で下車。徒歩7分でお店に到着できます。
ビクトリアホテルというホテルの1Fにあり、向かいはアパホテル。斜め向かいはローソンという便利さ!
住宅街の中にあり、国際通りまでも徒歩10分足らずで行けるので、ロケーション的にはそれほど不便でもないところにあります。
ポイント2: 沖縄料理にネパール料理!『若狭食堂』のメニュー紹介!

『若狭食堂』には写真のように他の沖縄食堂と遜色ない沖縄そばや海鮮のセットメニューや、ちゃんぽん、ソーキ汁、ポーク卵料理など、普通に沖縄の食堂にあるラインナップがメニューに並んでいます。

それ以上にユニークなのが、ネパールの国民食で餃子のような形状の「モモ」やタンドリーチキン、そしてエビフライやとんかつが乗ったカレーなど、ネパールで食べられているような料理もあり、むしろこの料理を目当てに訪れる人も多いものと思われます。
また、従業員の方はネパールの方が多いのですが、サービスは完璧で心配りも暖かく、アットホームでとても居心地のよい空間となっています。
それにしても沖縄料理も普通に沖縄の食堂で出されるものとなんら遜色なく、むしろグレードが高いくらいなのに、ネパール料理も超本格的で、那覇にいながらちょっと毛色の違った異国を感じられる異色なお店だと言えるでしょう。
お値段も普通の食堂よりも1.2割り程度お安め。今どき、1000円以内で食べられるメニューがたくさんあるのは嬉しいですね。
またステーキもあり、150g1,100円から400g2,500円まで選べる上に激安なのも高ポイントです。
ポイント3:『若狭食堂』はドリンクも激安でうれしい!

『若狭食堂』には、アルコールを含んだドリンク類の種類もとても豊富です。
一例を挙げると、沖縄では定番の「オリオンビール」は、350円から。生ビールでも500円です。
さんぴんハイやハイボールなどは400円。ラッシーなどソフトドリンクは350円からとなっています。
これなら思いっきり食べて飲んでも1人2000円もあればお腹いっぱいですね。
料理、サービスも一流で価格も安いので、あまり有名になりすぎて混んでしまうと嫌だなと思うのは筆者だけでしょうか?
とにかく美味しくてお財布にも優しい店ですので、ぜひ一度、足を運んでみて下さい。