那覇空港から車で約17分。那覇市与儀にある老舗の洋菓子店です。懐かしいレトロな感じの佇まいからして、ノスタルジーを感じます。長年営業されているということは何かしら強烈な個性があるはずです。その実、昔から買いに来ている固定ファンが多いです。
ポイント1: 意外にアクセスしやすい?!『トーエ洋菓子店』のロケーションは?
『トーエ洋菓子店』は1969年、沖縄がまだアメリカ統治だった時代から営業している老舗の洋菓子店です。名物は「マーブルケーキ」ですが、チーズケーキをはじめいろいろなお菓子を販売しています。沖縄のソウルスイーツと呼ぶ人もいるくらい、地元では有名でファンが多いです。
那覇空港からは、国道331号、330号線を経由してわずかに17分。
バスの場合は行きにくい場所のように感じますが、空港から83番の琉球バスに乗車し、「与儀小学校前」で下車すれば、乗り換えることなく、徒歩3分でお店に到着できますので、アクセスは意外に簡単と言えるでしょう。
赤とベージュのシマシマのひさし、レトロなフォントの赤と黄色の看板に、なにかしらいい予感を感じさせます。
ポイント2: ド定番『トーエ洋菓子店』の名物、「マーブルケーキ」とは?
『トーエ洋菓子店』の創業以来のいちばんの名物といえば、「マーブルケーキ」です。包み紙もなんだかレトロでいい感じですね!
これはふわふわのスポンジの間にバタークリームを挟み、上にはたっぷりのチョコレートをかけたもので、長い形状をしており少しずつ切って楽しめます。
1回に5センチ食べたとしても、4回は楽しめて大が2,000円とリーズナブル!(2022年当時は1600円だったが値上がりしたようです。)小もありますので、旅行者ならこれを買ってシェアしてもいいですね。
昭和感が満載のこのマーブルケーキは、一口目でその懐かしさに満足してしまいますが、バタークリームの濃厚さがあとを引き、ついつい2口目へ進まざるを得なくなってしまうという、いわゆる「あとを引くケーキ」です。
美味しいケーキだからこそ、創業以来、ずっと販売されてきているのですね。
ポイント3: もうひとつの名物『トーエ洋菓子店』のチーズケーキとは?
『トーエ洋菓子店』のチーズケーキはふわふわのプルプルで9割がスフレ状態、下の土台はクッキー生地です。
ホール販売のお値段は7号2,240円。以前はホール売りだけだったのが今は、160円でカット売りもあるようです!
地元の人の中には「子どもの頃の夢はこのチーズケーキを丸ごと抱えてフォークで食べること」だという人も多く、マーブルケーキと人気を二分するくらいの固定ファンが多いものと思われます。
余談ですが、沖縄でジャーマンケーキに目覚めた筆者としては、この店の激安なのに美味しい、ジャーマンケーキも推したいです。
那覇市与儀にある老舗洋菓子店『トーエ洋菓子店』は、ホール販売のみのジャーマンケーキが有名ですが、ピース売りもあるふるふるのチーズケーキも人気です。レトロな懐かしさと美味しさ、2つの楽しみがある『トーエ洋菓子店』にぜひ一度足を運んでみて下さい。