那覇空港から車で約分。沖縄本島中部北中城村屋宜原にある、アメリカ統治時代に建てられた建物をリノベーションしてホテルにしています。ガレージ付きでまるでアメリカの砂漠の真ん中にあるモーテルみたい!古き良き時代のロードムービーの世界に没入できます!
ポイント1:地図だけではわかりにくい?!『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』のロケーションは?

『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』は沖縄本島中部北中城村にあるモーテルです。
アメリカ統治時代に建てられた味のある建物を大阪の建築事務所がリノベーション。全室ガレージがあるアメリカのモーテルみたいなテイストが特徴です。

客室の上はテラスになっていて、北中城村の緑を楽しめる他、予約制でルーフトップバスも楽しめます。
那覇空港からは車で約37分。
バスの場合は国際通りも経由する琉球バス190番で「屋宜原(やぎばる)」下車、徒歩10分となります。
地図を見ておわかりのように、屋宜原バス停からの道が途中で途切れているので、問い合わせてみたところ、「ホテルライカム」がある道経由でしか行けなくなっているとのことでした。
バス停「屋宜原」からはけっこうなアップダウンのある道となっており、歩き10分はやや体力を消耗しました。

途中、ところどころに「SPICE MOTEL 」の看板が立っており、それに従って進みました。

鉄塔の先がホテルとなっており、そこで行き止まりになっているのでした。

まるでアメリカのロードムービーに出てくるモーテルのような建物が出現!まずは手前の管理棟でチェックインをします。
サーターアンダギーをプレゼントしてもらい、部屋に案内してもらいます。
ポイント2:『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』のお部屋紹介!

『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』には、ダブルベッドルーム、ツインベッドルーム、そして今回宿泊した「ブラックルーム」と「レッドルーム」があります。
「ブラックルーム」と「レッドルーム」は、創業当時のままのインテリアをそのまま使っておりミッドセンチュリーな感じがたまらなく素敵でした。

『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』の部屋にはテレビがなく、ラジオからはすぐそこのアメリカ軍基地から流れてくるAFN(アメリカ軍放送網)が雰囲気を盛り上げてくれます。
選曲は最近流行りの「APT.」のような曲から70年代、80年代の「ブロンディー」「ビリー・アイドル」と言った洋楽、「エルビス・プレスリー」のようなオールディーズまでかかっていました。
学生時代からけっこう洋楽を聞いてきた筆者は思わずノリノリになってしまいました。
ここで部屋にテレビがあったら、非日常感を感じることはあまりできなかあったかも知れません。
ちょっと調べてみたら、従来のようにAMラジオ(810MHZ)の他、いまや「AFN Go」というアプリがあり、世界各地のAFNが聞けるようになっているようです。また、Webサイト経由でも聞けます。
学生時代はAFN(当時はFEN)AMラジオのチューン・インに苦労したのに、すごい進化ですね。

ただ困ったのは最近の建物ではないため、USBの口がなく、あいにくACアダプターも1個しか持っていってなかったのに加えてコンセントの位置が高い位置にあったため、ゴミ箱とさんぴん茶のボトルを使って充電に苦労しました。
ほんとうに旅って何があるかわからないし、普段使わない頭を使うことも多いですね!
ポイント3:『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』の設備、アメニティーは?

筆者が泊まった「ブラックルーム」には、バスタブがついていました。
それも外国人向けにしては小さく、片方が斜めになっていたりして日本のバスタブとも違う不思議な形でした。
備え付けの石けん置き場や、水道の取っ手に時代を感じました。

アメニティーは綿棒、コットン、歯ブラシくらい。バスアメニティはシャンプー、リンス、ボディウォッシュがありました。
また、部屋着はなかったので、持参をお願いします。
タイル張りやホーロー製の洗面台など、今となっては古臭く感じるかも知れませんが、それが逆に若い人などには新鮮に映るのかも知れません。

『SPICE MOTEL OKINAWA(スパイスモーテルオキナワ)』の宿泊棟の隣の丸い建物は「共用ラウンジ」になっており、コーヒーやさんぴん茶が無料で楽しめるようになっていました。
冷蔵庫の中のアルコール類や右の棚のスナック類などは有料で、備え付けのメモ紙に部屋番号と買ったものを「自己申告」し、お金を入れるかPayPayでも払えるようになっていました。

奥はキッチンになっており、電子レンジやオーブントースター、冷蔵庫がおいてありました。
部屋には家電はエアコンしかないのでこの共用キッチンを利用します。

こちらは流し台。蛇口とかシンクの形がアメリカを感じさせます。

キッチンの横には洗濯機、乾燥機(有料100円)がありました。洗濯機、乾燥機は日本製でしたが、洗剤はアメリカ製でした。
こうした細かいところまで雰囲気を作ってくれると、宿泊者のテンションも上がります!
沖縄本島中部北中城村にある、古き良きアメリカのモーテルのようなホテル『スパイスモーテルオキナワ』は、本当にいつか見たロードムービーを思い出させてくれるような素敵なホテルで、非日常を感じることができました。
今回は利用しませんでしたが、屋上に予約制でオープントップバスがあるそうなので、次回利用することがあったらぜひ利用してみたいと思います。