那覇空港から車で約10分。那覇市西、ゆいレール旭橋駅近くにある沖縄を代表する老舗ステーキ店です。地元の人々にはもちろん、観光客や米軍関係者にも長年愛されている名店で、いまや那覇観光の定番スポットのひとつになっています。
ポイント1:『ジャッキー・ステーキハウス』の歴史とロケーションは?
那覇市西の旭橋駅近くに店を構える『ジャッキー・ステーキハウス』は、1953年創業の老舗中の老舗。戦後間もない頃からアメリカ文化が色濃く根づく沖縄で、「ステーキといえばジャッキー」と言われるほど、多くのファンを持つ名店です。
観光の途中に立ち寄るのにも便利です。お昼時や夕方には行列ができることもしばしば。入口には独特な信号を模したネオンサインが掲げられており、混雑状況を知ることができます。
こうしたユーモラスな一面もありつつ、昭和レトロとアメリカンテイストが入り混じった懐かしい雰囲気を漂わせています。
店内に入ると、木でできた4人がけブースがたくさんあって、まるで渋い60年代のアメリカンダイナーを思わせる内装。天井のファンなど、どこかノスタルジックな空間です。
客層は地元の常連さんから観光客、そして米軍関係者まで幅広く愛されているので英語も飛び交い、まさに「沖縄らしい国際色豊かな空間」が広がっています。
交通は那覇空港から車で約10分。ゆいレール「旭橋駅」からも徒歩6分です。
ポイント2:名物はやっぱりステーキ!『ジャッキー・ステーキハウス』の人気メニューは?
『ジャッキー・ステーキハウス』で一番人気なのは、やはり「テンダーロインステーキ」。150gで1,800円前後というリーズナブルな価格ながら、そのクオリティには驚かされます。柔らかい肉質とジューシーな旨味は、ステーキを昔から食べ慣れてきた地元の人はもちろん、初めて食べる人にもファンが多いのも納得です。
ほかにも、「ニューヨークステーキ」や「ハンバーグステーキ」「サーロインステーキ」などの定番メニューが揃い、それぞれにスープ・サラダ・ライスまたはパンがセットで付きます。
特に「オックステールスープ」は、ジャッキーの名物中の名物。ほんのり甘く、コクのある優しい味わいで、これを目当てに通う常連も多いのだとか。スープにはカレー粉を使っていないにも関わらず、どこかスパイスの風味を感じる独特の味。これは他のステーキハウスではなかなか味わえない逸品です。
ポイント3:『ジャッキー・ステーキハウス』ステーキだけじゃない!充実のサイド&ドリンクメニュー
『ジャッキー・ステーキハウス』ではステーキ以外のメニューも充実しています。ハンバーガーやスパゲッティ、タコライスなど、軽食的なメニューもあり、ちょっとお腹が空いたときの遅めのランチや夜食としてもぴったりです。
ドリンクもビールやワインをはじめ、アメリカンサイズのソフトドリンクまで多彩に揃っており、特に「ルートビア」や「グァバジュース」など沖縄らしいドリンクも人気。デザートにはアイスクリームやプリンといったクラシックなメニューも用意されており、食後のひとときにぴったりです。
また、テイクアウトも可能で、ステーキ弁当やハンバーガーなどは持ち帰りで楽しむこともできます。夜遅くまで営業しているのも嬉しいポイントで、旅行中の夜食にもおすすめです。
那覇市西にある『ジャッキー・ステーキハウス』は、沖縄の戦後文化とアメリカ文化が融合した時代背景を色濃く感じられる老舗の名店です。ステーキの質、ボリューム、雰囲気、アクセスの良さ、そしてお値段、すべてが揃ったお店であり、初めて沖縄を訪れる人も、何度も通っている地元の人にもおすすめできます。
「サムズ」と並んで沖縄のステーキ文化を語るうえで外せない存在、ぜひ一度足を運んで、その“昭和アメリカン”な世界観と、変わらぬ味を楽しんでみてください!