今帰仁村にある「染織工房バナナネシア」で貴重な体験を
沖縄って結構、グラス絵付けとか焼き物の体験は有名ですが、沖縄独特の染め物、「紅型」の体験もできるって知られてないのではないでしょうか?
実は紅型体験の場所も沖縄本島にはけっこうあります。でもできるなら焼き物の窯元なども多くアーティスティックな沖縄北部で体験してみませんか?
「染織工房バナナネシア」は那覇空港から約1時間半、美ら海水族館から車で18分の距離の今帰仁村にある工房です。果たしてどんな体験ができるのでしょうか?
ポイント1:『芭蕉』とはバナナのこと
紅型を染めている生地って、何から作られているかご存知ですか?実はバナナの葉の繊維なのです。
「芭蕉」と言えば、「松尾~」が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、実はバナナさんだったんです。
余談ですが、中国語でもバナナのことを「香蕉」と書きますね。
「染織工房バナナネシア」の店名の由来もバナナの葉の繊維を使っていることや、他のバナナの葉を使って染織をしている国々と繋がり合いたいという思いから「~ネシア」を合体させ、バナナネシアとしたそうです。
この工房ではタネから育てたバナナの繊維を13種類に分けて木灰で炊いて繊維を取り、糸を作って織る、染めるという工程を手作業で行っています。
ポイント2:魅力的な紅型体験
この工房の最大の魅力は「紅型体験」ができること。
お値段は2500円で木綿のハンカチに絵付けをします。
持ち物は特になく、向こうですべて用意してくれるので、ラクチンですね!
琉球王朝から伝わる技法で自分オリジナルの紅型ができるかと思うとワクワクしませんか?
なお、紅型体験は2日前までの予約が必要ですので注意して下さいね。
ポイント3:織り体験、紙漉き体験も?
「染織工房バナナネシア」のHPでは、織り体験や紙漉き体験も準備中で、いずれ開催されるとのことです。
絵付けに加えて織りと紙漉きも体験できるとなると、紅型を作る工程がより詳しく体験できますね。こちらも楽しみに待ちたいところです。