数十万年前の鍾乳洞が崩壊してできた自然豊かな谷
南城市にあるガンガラーの谷は数十万年前の鍾乳洞が崩壊してできた自然豊かな谷です。約2万年前の人類である「港川人」の居住区であった可能性から発掘調査が行われています。これまで世界最古となる約2万3千年前の釣り針が発見されています。ガンガラーの谷でガイドツアーを通して生命の神秘を辿る旅をしてみましょう。
那覇空港から車で約30分。入場料は一人2500円です。ガンガラーの谷にはガイドツアー以外での入場ができないため、ツアーの申し込みが必要です。
ポイント1:ガンガラーの谷と港川人
ガンガラーの谷は数十年前の鍾乳洞が崩壊してできた太古の谷です。1970年にガンガラーの谷から約1.5キロ離れた石灰岩採石場で約2万年前の人骨が発見されました。現在は「港川人」と呼ばれています。ガンガラーの谷は港川人の居住地であった可能性があり、2007年から発掘調査が行われています。これまでに世界最古となる約2万3千年前の釣り針が発見されています。
ポイント2:専任ガイドと回る約1時間半のツアー
ガンガラーの谷はガイドツアーに申し込まないと入場できない仕組みになっています。専任ガイドとともに約1時間半、鍾乳洞が崩壊してできた谷間に広がる自然豊かな森の中を歩きます。
敷地内にあるケイブカフェに集合し、亜熱帯の森や洞窟、手作りのツリーテラスなどを訪れます。歩く距離は約1キロで、ガイドの話を聞きながらゆっくり回るので、家族連れの方も安心してツアーに参加し、ガンガラーの谷を回ることができます。
ポイント3:ツアーの出発点・ケイブカフェで自然を感じよう
ガンガラーの谷ガイドツアー参加者のみが利用することができるケイブカフェは、ツアーの集合場所となっています。カフェスペースになっており、ツアー参加前に飲み物を注文することができます。
ツアー参加者のみに許された空間で、天井から垂れ下がる鍾乳石で大自然の神秘を感じながら有意義な時間を過ごしましょう。さまざまなイベントを開催しているので、訪れる前にガンガラーの谷のホームページをチェックしてみてください。