那覇空港から車で約46分、北中城村に、古き良きアメリカを思わせるようなアメリカ料理の店があります。赤い三角屋根に白い壁、アメリカの田舎にありそうな外観。中に入ればラブリーなカントリー調の内装。メニューはこれでもかというくらいに多いです。ボリューミーでリーズナブル、沖縄ならではの体験をここで!
ポイント1:『ローズガーデン』で古き良きアメリカの雰囲気に酔いしれる!
赤い三角屋根に白い壁、「いかにも」アメリカにありそうなレストランの外観。そして中に入ったら花柄のテーブルクロスを引いた、クラシックなテーブルと椅子。壁にはたくさんの絵が飾られていて。
そう、1970年代くらいにTVドラマでやっていたアメリカドラマのワンシーンのようです。年がバレてしまいますが、今みたいにバイリンガル放送なんてないので、確か吹き替えで見ていましたよね(笑)
テーブルの上には銀の一輪挿しに入ったバラ。きちんと塩コショウに紙ナフキン。日本でもかつて「グリル」と名の付くレストランはこのスタイルでした。
アメリカではNYやLAなどのちょっと郊外に行けば、こんなレストランが今でもありそうです。
ここ「ローズガーデン」の経営者はアメリカ人のレイ・ペイン氏。ミシシッピ州の出身です。1,960年にペプシコーラのマネージャーとして来沖したのですが、退社後、いくつかのレストランを立ち上げ、在沖アメリカ人をはじめ、地元の人にも異文化を提供しました。
なんと近所にはあのエルビス・プレスリーが住んでいたとか!
ちなみに今でも人気のサムズ・アンカーインというステーキ店も彼が立ち上げた店のひとつです。
ポイント2:『ローズガーデン』のメニューはどんなの?
では、ローズガーデンのメニューにはどんなものがあるのでしょうか?
メニューには、大きく分けるとブレックファーストやランチ、そしてディナーメニューのセットがあり、単品でもパスタやハウスオリジナル料理、サラダ、フライなど、驚くほどたくさんのメニューがあります。
ブレックファーストにはパンケーキやワッフル、エッグベネディクト、リブアイステーキやポークチョップもあります。フレンチトーストやオムレツもあります。
ランチにはブレックファーストと同じメニューもオーダーできますが、ランチスペシャルとして、スープにサラダ、パンかライスがつきます。
また、スープをクラムチャウダー(250円)かオニオンスープかミネストローネ(200円)に変更することができます。
パンケーキにベーコンなどがついてきたり、ブレックファーストとランチに同じメニューをたのめたりするのが楽しいですね。
お値段的にはパンケーキ2枚かワッフルに卵2個、飲み物がついたボリューミーなセットが1,300円程度ととてもリーズナブルです。
ポイント3:『ローズガーデン』のディナーが豪華!
ここローズガーデンは21時まで営業しており、ディナーも食べることができます。
ディナーはステーキや海鮮料理、パスタ、フライ物などの単品の他、「コンビネーション」としてステーキや海鮮などの組み合わせや、メイン料理に前菜、スープ、サラダ、デザート、コーヒーがつく「スペシャルコース」もあります。
これでもかという位のボリュームの、いちばん高価なロブスターコースでも5,300円ほどで食べられてしまいますので、豪華な料理でも良心的なお値段なのがわかるというものです。
また、サラダやドリンクが付く「ハウススペシャル」として、ルイジアナガンボ(1,890円)やビーフシチューキャンティーがあるのが、アメリカっぽいと言えるでしょう。
お味はもちろん定評がありますが、何分日本人には量が多いようです。
2025.4月体験談!ボリューミーな朝食に感激!

2025年4月に再訪しました。
浦添店もオープンしたこともあり、本家の北中城村本店もきれいに改装されており、赤い屋根がよりきれいな赤屋根になっていました。
ここで念願だった朝食を食べました。
いろいろな種類があり、朝からステーキが食べられるメニューもあって迷いましたが、結局オーダーしたのはフレンチトーストに厚切りベーコン添え。(1562円)
あつあつでしっとり美味しいフレンチトーストにミニハンバーグ、厚切りのベーコン(焼き方はクリスピーにしました)スクランブルエッグ、そしてポテトが添えられボリュームたっぷり!
こちらにマグカップのコーヒーが付きます。コーヒーも味わい深くてとても美味しかったです。

こちらは同行者がオーダーしたエッグベネディクト(1639円)。マフィンの上に半熟卵が乗り、とろりととけたチーズがたまらない美味しさでした。やはりボリュームが多いので、食べきれずテイクアウトしましたが(容器代30円別途)冷めても美味しかったです。
朝食としてはお値段がいいですが、それだけの価値あり!です。