那覇空港から車で約53分。沖縄市南部にある古民家カフェです。限定5食のランチは野草や島の食材、玄米やその場で削った鰹節でとった味噌汁など健康そのもの!沖縄市でやんばるの奥のような感覚が体験できるカフェです。一体どんな所なのでしょうか?
ポイント1:『ヤソウカフェyamacha』ってどんなとこ?
『ヤソウカフェyamacha』はその店名からして、ナチュラル志向のカフェなのかな?と想像されます。
このカフェは2011年に「小さい子供がいてもゆっくりできるカフェが欲しい」とオープンさせただけあって、全席座敷で靴を脱いで上がり、キッズスペースもあるため、お母さんと子供にも優しいカフェです。
外観も沖縄の典型的な古民家で、まるでおばあちゃんの家に来たような居心地のよさ、そして安心感。居間でじーっとしてるといつの間にかおばあちゃんがごはんやおやつをつくってきて食べさせてくれる、あの感じです。
沖縄市にあるということで、中央パークアベニューやライカムのイメージが強く、アメリカナイズされたカフェを想像していたら、典型的な沖縄家屋のカフェで「沖縄市にこんなところもあったんだ!」と、ちょっと拍子抜けします。
『ヤソウカフェyamacha』では野草や県産の食材を使って、主に洋食を食べさせてくれます。
鰹節をその場で削って取る出汁や、丁寧に生地から作るピザなどひとつひとつの料理を丁寧に作っている感じに好感が持てます。
また、種類は多くないですが野草茶やオーガニックコーヒーなどのドリンクや自家製コーヒーゼリーなどのデザートもあり、食事のみならずお茶でもほっこりできる場所です。
ポイント2:『ヤソウカフェyamacha』の「限定5食ランチ」とは?
『ヤソウカフェyamacha』のメニューは主にカレーやピザ、グラタンなどの洋食です。そのどれをとっても美味しい!と評判なのですが看板メニューは、何と言っても昼の「限定5食ランチ」です。
沖縄のやちむんらしき素敵な皿に、見目麗しく並べられたおかず。そしてご飯は玄米。鰹節をわざわざその場で削って取ったお味噌汁のセットです。
メニューは日替わりですが、「鶏の塩麹南蛮漬け」「発酵にんじんひよこ豆サラダ・マリネ」など、発酵とか塩麹という言葉が並びます。
グラタンはバターや小麦粉を使わないもちきびグラタン。
沖縄という土地柄も発酵食品を食べるのは日常的であるように、昔から身体に良いものを代々受け継いで食べてきたのですね。
この店に来ると、ほんとうに人間にとって身体にいいものとは何かを教えられる気がします。
ポイント3:『ヤソウカフェyamacha』のドリンクも美味しい!
『ヤソウカフェyamacha』では野草茶やオーガニックコーヒーなど、オリジナルなドリンクもあります。
そのうちのひとつは「自家製酵素ジュース」(500円)で、ヤソウカフェの畑で取れた野草・野菜・果物を約20~30種類使ってつくった身体にやさしい発酵飲料です。
沖縄では発酵飲料の種類が多く、本土では見たことがないような発酵飲料がスーパーでも売られていたりしますが、それだけ「発酵」したものを食べたり飲んだりすることが、普通なんでしょうね。
自家製の畑で取れた野草、野菜、果物を20~30種類も使って作った特製発酵ジュースは身体に優しく、お客さんの身体を思って作ってくれている感じがします。
もちろんノンカフェインなので、子供さんでも飲めるのが嬉しいですね。