那覇空港から車で約1時間半。バスだとなんと3時間半もかかってしまうのが、沖縄本島中部、うるま市の沖に浮かぶ伊計島の『大泊ビーチ』です。うるま市の離島は橋で繋がっているものの、2つの島を経由するためアクセスは大変ですが、シュノーケル好きならぜひ行っていただきたい場所です。
ポイント1:『大泊ビーチ』のロケーションは?
『大泊ビーチ』は沖縄本島中部の太平洋側、うるま市の沖に浮かぶ4島のうち、一番遠いところにある「伊計島」にある天然ビーチです。
うるま市の海中道路道路からでも、車で21分、バスだと1時間はかかってしまいますが、必ず「行ってよかった!」と思っていただけるビーチなのではないかと思います。
伊計島のビーチというと、島に渡った所にある「伊計島ビーチ」のほうが有名で、皆そこへいってしまう傾向があるので、設備が整っているのに比較的空いている穴場ビーチと言えます。
ポイント2:『大泊ビーチ』って、どんなビーチ?
『大泊ビーチ』はビジュアル的にも大変きれいなビーチです。
白い砂の幅が600mも続く広いビーチで、水は離島ならではの透明度。しかも浅い所でも熱帯魚をはじめ珍しい魚がたくさんいるので、まるで天然の水族館のようです。
小さなお子さんが水中メガネを使って魚を見ている姿もよく見ます。
浜から数メートルのところでも、きれいな熱帯魚が寄ってくるのでとても楽しめます。魚のエサも100円で売っていますが魚肉ソーセージを持っていくのもおすすめ。魚の群れに出会えますよ。
ただ、遠浅ではなく、ビーチから3mを超えると急に深くなる箇所もありますから注意が必要です!
ビーチに入るには駐車場やシャワー代込みで500円かかります。あとは持ち込みでBBQなどをするならお金が必要のようです。
シュノーケルのレンタルもありますが、自前のシュノーケルなどは料金がかからないようですね。
ポイント3:『大泊ビーチ』のアフタービーチのお楽しみは?
『大泊ビーチ』は離島にあり、最果て感がある場所ですので、それほど観光名所はありません。
しかし、離島で都会にはないものを見る楽しみもあります。
例えば宮城島から伊計大橋を渡った所あたりにある「伊計島のひまわり畑」は、温かい気候なので、2月頃から咲きはじめ、夏のみならずほぼ通年で咲いているとか!
また、沖縄ならではの、島の交流場でもある「共同売店」もあります。島にはコンビニがなく、日常の買い物は「共同売店」でします。
ここ伊計島にも「伊計島共同売店」が残っていますが、今や沖縄本島の中でもやんばるや離島、そして奄美にしか残っていないそうです。沖縄の文化の1つとして見ると貴重な存在ですね。
あとは、うるま市から最初の島、平安座島に渡る海中道路の途中に道の駅「あやはし館」があります。沖縄ぜんざいやブルーシールの店もあり、お土産の種類も多くおすすめです。