【是非行ってみて!】熱量高い私設の博物館!『民俗資料博物館』

民俗資料博物館

基本情報

店舗名
民族資料博物館(ミンゾクシリョウハクブツカン)
住所
沖縄県名護市親川628
電話番号
090-2507-1011
営業時間
9時00分~17時00分
定休日
サイトURL
http://www.mco.ne.jp/~sawanoya/

那覇空港から車で約1時間12分、沖縄本島北部名護にある私設の「民族資料博物館」です。個人で集めた資料やモノがなんと2万点!500円の入館料で申し訳ないくらいの見応えです。ひめゆりや平和祈念公園もいいですが、沖縄ではまずここを見て下さい!

ポイント1:『民俗資料博物館』のロケーションは?

『民俗資料博物館』は沖縄本島北部、名護の羽地にあります。

ロケーションは道の駅「羽地の駅」から、車で6分位、国道58号線を那覇方向に引き返した所にあると言ったらいいでしょうか?

民家を改装したような外観、いかにも手作り感あふれる手書きの看板。中に入ると所狭しと骨董品級のものが並んでいます。

「ほんとうにこれは、個人で収集したものなのか?」と、ちょっと気が遠くなりそう。聞けばこれらの品々を85才の館主はこつこつとオークションで買ったり、知人に譲ってもらったりして集めていったそうです。

開館の目的には、沖縄の過去の生活を伝えるとともに、戦争、アメリカからの返還など時代の移り変わり、また、工芸品などを通して、工業製品では伝わらない、沖縄の手作業の素晴らしさを伝える意図があったそうです。

ポイント2:『民俗資料博物館』にある展示物は?

『民俗資料博物館』には、館主個人が集めた約2万点が展示されています。お値段にすると億を超えるとか!

展示品の内容は、当時の生活品や、交通看板、子供の遊び道具など見る人にとっては懐かしい、そして若い世代には興味深いものがたくさん展示されています。農機具、中には琉球王朝時代の文机などもあり、文化財級価値もあるかも知れないとのことです。

戦時中に飛行機などの廃材を使って作ったジェラルミン製の三線は貴重品!今は国によって文化がないがしろにされていますが、ものがない時代でも文化を継承していこうという意気込みが伝わりますね。

特に戦争遺品の熱量はすごく、公の博物館などよりも豊富に揃っているようです。

ポイント3:『民俗資料博物館』の別館「戦争資料館」とは?

『民俗資料博物館』には、同じ敷地内に「戦争資料館」という「別館」があります。「戦争」の文字がひっくり返っているのは「戦争反対」という意味だそうです。

中には当時の生活品に混じって、赤紙やサーベル、千人針、手榴弾、地雷などの日本軍の武器が展示されています。これらを聞いたことがあっても、「実物」を見たことがある人は、それほどいないのではないでしょうか?

また、写真の「方言札」は、昔、九州や東北などでも方言の制限はありましたが、標準語を普及させるため、特に沖縄で厳しく行われた、「方言を使ったら札を首にかける」罰のために使う札です。

その札は次に方言を使った生徒へと回されていきます。

沖縄という土地柄もあるのでしょう。

このようなきな臭い世の中になる前からこの資料館は開館されていましたがまさに、アメリカの代理として日本が戦争に巻き込まれそうな今、ものがない時代の代替え生活品や、兵器の現物などを展示して、広く公開しているということは、戦争を知らない世代に知ってもらうという大きな意味を持っているのではないでしょうか?

過去に戦争の痛手を負った沖縄、そして沖縄戦を経験された館主だからこそ開けた資料館。再び沖縄を戦場にしないためにも、戦争を「自分ごと」として考えてみるのにはとてもいい場所、機会だと思いますね。