那覇空港から車で約1時間。読谷村の「やちむんの里」にある沖縄ガラス専門店です。ただ、沖縄ガラスを並べて売っているだけではなく、お店の世界観をまるごと楽しめるところです。また、辺りにもおしゃれな店が多く、散策するのも楽しいです。
ポイント1:『HIZUKI』の商品構成は?
沖縄のやちむん(焼き物)を買おうと思ったら、那覇市内にも壺屋がありますが、やはり「やちむんの里」がある読谷村に行っていただきたいところ。
その「やちむんの里」よりさらに残波岬に寄った内陸に位置するのが『HIZUKI』です。
まずそのエントランスの、一見土偶にも見えるシーサーがかわいい!
のれんをくぐって中に入ると、まるで美術館のようにさまざまな作品が並べられています。
『HIZUKI』には沖縄ガラスだけでなく、木製のお皿や雑貨類なども売られています。
まずこの工房を主宰するのがガラス作家の「おおやぶみよ」さんの作品である沖縄ガラス。繊細にしてどこか無骨なフォルムが魅力です。
パリの工房「Astier de Villatte」のアンティークを思わせるプレート類とカップやボウル、京都の有名な茶筒メーカー「開化堂」の茶筒、「Shimoo design」の美しく繊細な木製の食器類、そして、ドイツのカトラリー・メーカー「Eichenlaub」の質実剛健にして美しいカトラリー、と5ブランドで構成されています。
どれも引き込まれるように見入ってしまうような、魅力的なものばかり!
作品がどれも素晴らしいのはもちろんですが、このお店自体の世界観に引き込まれて、沖縄に来るたびに寄ってしまう人も多いそうです。
ポイント2:『HIZUKI』主宰のおおやぶみよさんのガラスに注目!
『HIZUKI』を主宰するのが、沖縄ガラス作家である「おおやぶみよ」さんです。
ご自身の作品だけを展示するのではなく、他のおおやぶさんのお眼鏡にかなった作品をも展示することで、商品構成に変化が生まれるし、なにより美術館のように見ていて楽しいですよね!
このおおやぶみよさんのガラス作品ですが、普段使いのフリーカップからプレート、おちょこ、ランプシェードからペーパーウェイト、風鈴や花瓶まで、食器だけでなく、生活の中で使えるいろいろなジャンルのものが揃っているのが嬉しいです。
そのフォルムはひとつとして同じものはなく、沖縄グラスらしく、気泡が入ったもの、左右対称でなく歪んだ形のユーモラスなものなど、とてもユニーク!
お値段もそれなりにしますが、旅の記念にも1つは手に入れたいものです。
ポイント3:『HIZUKI』周辺の見どころ、グルメは?

写真は『やちむんカフェ群青』のベーコンのシーザーサラダ(450円)
『HIZUKI』周辺には魅力的なグルメや見どころがたくさんあります。
写真のように沖縄のやちむんで提供してくれる『やちむんカフェ群青』は、カリカリベーコンの入ったシーザーサラダや焼き立てピザも絶品なのにリーズナブル!「やちむんの里」近くで、HIZUKIからは車で20分の距離にあります。一階がギャラリーになっていて見ごたえがあります。
また、『花識そば』は沖縄そばだけでなく、餃子やジューシー、定食もあり、ボリューム満点!行列必至ですが、一度は寄ってみて頂きたい店です。
さらに車で6分の所にある『ナッコウリ浜』は、プライベート感のあるきれいな砂浜です。魚の種類が多く、シュノーケリングにも最適!夕陽がきれいに見えるスポットでもあります。