読書の秋にぴったりのテーマで楽しめる「もとぶ手作り市」が、2025年11月16日（日）に本部町営市場にて開催される。今回で162回目を迎えるこのイベントは、地元の作家やクラフト作家、飲食店が一堂に会する人気の市。毎回テーマが設定されており、今回は「本」がテーマだ。会場には、那覇で人気の「市場の古本屋 ウララ」もゲスト出店し、本にまつわる商品や古本との出会いが楽しめる。
手作り市の醍醐味は、作り手と直接会話しながら、世界にひとつだけの作品に出会えること。木工、陶芸、アクセサリー、布小物など、あたたかみのあるクラフト作品がずらりと並ぶ。作家の個性や想いが込められたアイテムを手に取ると、既製品にはない魅力を感じられるはずだ。
今回は「本」をテーマに、紙や文字、物語をモチーフにした作品も多数出展予定。読み聞かせにぴったりな絵本や、古本をリメイクした雑貨、詩集やエッセイを販売するブースなども登場する予定で、本好きにはたまらない空間となる。子ども連れの家族にとっても、読書を通じて親子の時間を過ごす良いきっかけになりそうだ。
また、イベントには23店舗ほどの飲食・キッチンカーも並び、手作りスイーツや本部町ならではのローカルフードも楽しめる。香ばしいコーヒーの香りや、焼きたてパンの温もりに包まれながら、のんびりとした時間を過ごせるのも魅力のひとつ。会場全体が穏やかな雰囲気に包まれ、訪れる人の笑顔があふれる。
さらに、出店者としての参加も募集中。キッチンカー出店料は1,000円とリーズナブルで、地元の人が自分の得意を生かして参加できるアットホームなイベントとしても注目を集めている。地域の人々の交流の場として、そして新しいチャレンジのきっかけとして、毎回多くのリピーターが訪れている。
自然豊かな本部町の市場で、クラフトと本、食を通じて心がほっと温まるひとときを楽しめる「もとぶ手作り市」。お気に入りの作品や一冊の本との出会いを求めて、11月の休日にふらっと足を運んでみてはいかがだろう。
