沖縄には米軍基地が各所に存在します。
ゲートには監視員がいて一般公開されていない為、基地内の様子を見れる機会はそう多くはありません。(定期的にフリーマーケットやフェスティバルを開催しています)
四方を金網で囲まれた基地は、実際に沖縄に住む私からしても謎に包まれた存在。
そんな米軍基地を、真上から見渡せる場所、沖縄県嘉手納町にある「道の駅 かでな」。
なんと、戦闘機の離発着が見られる展望台があります。
地元民・観光客が多く訪れるスポットなのです。
ポイント1:至近距離の基地&戦闘機
「道の駅 かでな」の見どころといえば、前述した通り基地が見渡せる展望台。
建物の4Fにあるこの展望台へは、エレベーターor階段で行くことが出来ます。
狭いエレベーターがひとつしかないので、混んでいるときは階段を使う方が良いかもしれません。
ひらけた展望台には、椅子とテーブルも用意されて屋根もあり快適。
沢山の人が戦闘機の離発着を待ち、その瞬間が訪れると歓声が上がります。
かなり大きなエンジン音がするので、小さいお子さん等への配慮も忘れずに。
頻繁に戦闘機を見られるわけではないので、広大な基地の内部を観察したり見晴らしがいいので景色を眺めたりして、気長に待つのがミソですよ。
ポイント2:大人も学ぶことが沢山、学習展示室
建物3階には、”学習展示室”といったスペースが設けられています。
嘉手納町と米軍基地の関係性について、事細かに資料や模型付きで学ぶことが出来ます。
戦前の嘉手納町の写真や米軍基地で実際に使用されている戦闘機の模型は、マニアの方にはたまりません。
メディアだけの情報から沖縄の歴史を知る機会は少ない為、実際にその場で見て知ることができるのはとても貴重。
子供たちが真剣な眼差しで資料を読んでいる姿が印象的でした。
※令和5年2月1日より、3階学習展示室はリニューアル工事が入るため、工事期間中はご利用できなくなります。
ポイント3:美味しいものが集まっている
「道の駅 かでな」の1階には多くの飲食店があります。
ハンバーガーにチキン、ステーキに沖縄そばなどココでしか食べることのできないテナントの物も。
特に、”ジャンボチーズバーガー”は地元で愛され続ける名物。
甘いものも充実していて、ガッツリ食べるも良しスイーツで小腹を満たすも良し。
イートインスペースで各々注文したものを食べるスタイルです。
屋根付き屋外なので、風も適度に通り換気もバッチリ。
大人も子供も楽しめる「道の駅 かでな」、是非訪れてみてください。