那覇空港から車で約1時間半、南城市の斎場御嶽の近くに、まるでモロッコのような1日5組限定のプチホテルがあります。なんともフォトジェニックでインスタ映え必至です。ここでは、外観も内装もステキすぎる「リヤドランプ」をご紹介します!
ポイント1:リヤドランプ・沖縄でモロッコを感じる!すべてがステキな宿。
那覇空港から車を走らせること1時間半。緑豊かなさとうきび畑を駆け抜けていくと、小高い丘の上に白亜の邸宅が現れます。
見慣れた沖縄家屋でなく、どこか異国風のそれがモロッコ風のプチホテル「リヤドランプ」なのです。
大きな素焼きの鉢に入った植物、木彫りのドア。もうエントランスから感動します。
ポーチを抜けて中に入ると名前の通り、モロッコのランプが飾られたロビーが!この宿ではランプはもちろん、建具やタイルまでモロッコにオーダーメイドし、装飾の細部に至るまでこだわったそう。
お部屋もモロッコ様式の土壁で現地風のインテリア。まるで「Elle Deco」あたりのインテリア雑誌から抜け出たようなステキさ!窓の花模様の格子が異国情調をかき立てます。その情景を「インスタ映え」と表現するとなんだか陳腐に感じてしまうほど。
ユニークなのがバスルームで、タデラクトというモロッコの伝統技法を用いた、石灰を原料とした漆喰の一種が採り入れられています。漆喰を塗った後、木べらでならし石で磨くそうです。するとさらっとした質感でつるっとした肌触りになります。こんなバスルームで入浴すると、エキゾチックな夢が見られそうです!
ルームウエアもよくある胃の検査時のようなそれではなく、安曇野木綿を使用した、着心地のいいモロッコ風のリラックスウエアで過ごすことができるのも幸せです。
部屋はツイン、ダブルが2部屋ずつ、そして最上階の一番大きなトップフロアがあります。昼は強烈な太陽に照らされるテラコッタやペールイエローの土壁の部屋で自然と一体となって過ごし、夜はモロッカンランプの揺れる柔らかな光の中で静かに満点の星を楽しむ。もうみじんもそこに「沖縄」はありませんw
ポイント2:リヤドランプの水平線と一体となったインフィニティプールがすごい!
リヤドランプにはインフィニティプールがあります。それもダイニングのすぐ近くなので、人がいるときは入るのに勇気が要りますが、インフィニティプールの向こうに水平線が見える景観はすごい!
プールに入るとしばし水平線に見入ってしまいます。
このインフィニティプール設計にもこだわっていて、水平線と平行になるように設計されているのはもちろんのことですが、海の風が建物の中を、そして裏にある森に抜けるようになっているんだとか。
ここに滞在するだけで、自然を感じ、ゲストが自然と一体化できるようになっているんですね。こんなインフィニティプールでは、バシャバシャ泳ぐより、プールの中から水平線を静かに眺めたり、プールサイドでまったりするのが正解ですね!
ポイント3:リヤドランプのオーナーの奥さんが作る料理がすごい!
リヤドランプではじゃらんなどの予約サイトから予約すると朝食付きプランしかありませんが、HPから予約すると2食付きのプランもあります。
朝食は奥様が作られており、これまたステキな食器に入った色とりどりの沖縄野菜を中心にしたハーブやスパイスをふんだんに使った朝食です。タジン鍋に入った目玉焼きも登場します。ほんとに料理でも細部に渡ってこだわっているんだなということがわかります。
まだできて2年のリヤドランプ。この宿ではオーガニックアルガンオイルを使ったオイルトリートメントも提供されているそうなので、できれば滞在中にトライしてみたいですね!