2026年3月14日(土)・15日(日)の2日間、名護市勝山地区にて「第19回 勝山シークヮーサー花香り祭」が開催される。やんばるの自然に囲まれた勝山集落で行われる本イベントは、地域の魅力を五感で体験できる春恒例の人気イベントだ。
勝山は、沖縄本島北部・やんばるエリアの豊かな山々に抱かれた自然豊かな地域。春になると、シークヮーサーの白く可憐な花が一斉に咲き、集落全体が爽やかな柑橘の香りに包まれる。その季節ならではの風景と香りを楽しめるのが「勝山シークヮーサー花香り祭」の大きな魅力となっている。
本イベントでは、勝山の三大自慢である「山」「ヒージャー(山羊)」「シークヮーサー」をテーマに、多彩な体験プログラムを実施。自然・文化・食・人との交流が融合した、地域密着型の体験イベントとして毎年多くの来場者で賑わう。
3月14日(土)は、勝山公民館を中心にBASE CAMP、こかる森書、夕日の丘の4会場で開催。新緑の季節を感じながら歩く「安和岳・古巣岳トレッキング」では、やんばるの森の息吹を体感できる。さらに、沖縄の植物研究家・名嘉初美さんによる植物案内では、普段見過ごしてしまう身近な草花や自然の魅力を学ぶことができ、自然観察初心者にもおすすめだ。
ワークショップも充実しており、シークヮーサーの木を使った「マイお箸作り」や、沖縄の魔除けとして知られる石敢當づくり、陶芸体験など、子どもから大人まで楽しめる内容がそろう。BASE CAMP会場では防災キャンプ体験やヨガ、飲食ブースも登場し、アウトドア好きにも嬉しい空間が広がる。
こかる森書では古本市やクラフトワークショップ、キッチンカーが並び、ゆったりとした時間を楽しめるのも魅力。夕日の丘会場ではキャンプや地域芸能祭が開催され、地元文化と自然の調和を感じられる特別なひとときを過ごせる。
翌15日(日)は、会場を勝山公民館グラウンドに集約し、地域一体となったステージイベントを開催。なかでも迫力満点の「勝山ヒージャーオーラセー大会(闘山羊)」は毎年大きな注目を集める名物企画。力強くぶつかり合う山羊たちの姿は、沖縄の伝統文化を間近で体感できる貴重な機会となっている。
ステージでは、保育園児や小学生による発表、吹奏楽演奏、民謡ショー、ジュニアマーチングバンド、K-POPダンスなど多彩なパフォーマンスが次々と登場。地域住民と来場者が一体となって盛り上がる、温かく活気ある雰囲気もこのイベントならではだ。
さらに会場を盛り上げる「シークヮーサージュース旨飲み競争」は、観客参加型の人気プログラム。笑い声が絶えないユニークな企画として毎年好評を博している。イベント終盤には、運が良ければヤギが当たる抽選会も開催予定で、最後まで目が離せない内容となっている。
春のやんばるは気候も穏やかで、自然散策やドライブにも最適な季節。シークヮーサーの花の香りに包まれながら、地元の人々との交流や自然体験を楽しめる「勝山シークヮーサー花香り祭」は、沖縄のローカルな魅力を深く味わえる貴重なイベントだ。
観光で訪れる人はもちろん、地元の方も改めてやんばるの豊かさを感じられる2日間。春の訪れを感じに、ぜひ勝山へ足を運んでみてはいかがだろうか。





















