那覇空港から車で約7分。那覇市久米にある居酒屋です。居酒屋ですが、ランチもやっていて、その評判がすこぶるいいです。夜もリーズナブルなお値段でコースやアラカルトがいただけます。店員さんもいい感じで通いたくなってしまう店です。
ポイント1: 那覇空港から7分!『酒場しょくどう残心』のロケーションは?
『酒場しょくどう残心』は那覇空港からうみそらトンネルを経由して7分の那覇市久米にある居酒屋です。
那覇空港からも国際通りからも近いですが、しっとり落ち着いた雰囲気のエリアで、実はグルメな店が密集しています。
大通りからはちょっと引っ込んでいるので、通りかかったのでちょっと入ってみたという方は少ないかも知れません。お客さんはネットなどで評判をじっくり調べた上で来店した、いわば「那覇通」の人が多いのかも。
那覇空港からはうみそらトンネルを抜け、福州園を過ぎたらすぐです。
ゆいレールの場合は、県庁前まで行き、そこから徒歩で8分ほど、海の方角に向かって戻る形になります。
自らを「剣道好きをこじらせた30代」と呼ぶオーナーが切り盛りする店の入口には「正面に礼」の大きな文字が!のっけから、まじめなんだけどユーモアもかませる余裕がある、楽しい店だとお見受けしました。いったいどんな店なのでしょうか?
ポイント2: これは美味しすぎる!『酒場しょくどう残心』のランチ紹介!
『酒場しょくどう残心』のランチには定食から麺まで種類が豊富にあります。
その中でも、本日の日替わり定食の「牛肉と島豆腐の辛みそ炒め」(850円)、「塩トロ鯖定食」(1300円)は大人気なのでご紹介します。
ボリューミーで牛肉とともに炒めた島豆腐には甘辛い味噌がシミシミになっていて絶妙な旨さ!一度食べたら忘れられません。
また、ほとんどの人がオーダーするという「塩トロ鯖定食」は、自家製一夜干しの大振りな鯖をメインに、ゴーヤチャンプルーや沖縄で捕れた魚の刺し身などがセットになった定食です。
男性でもやっと食べ切れるくらいのボリュームなのに、ごはんのおかわりは自由、朝、わざわざ豆を挽いてサイフォンで淹れるというこだわりのコーヒーも無料で飲み放題というからたまりません。
コーヒーだけでも800円くらいはしそうなのに、いったい定食の値段はいくらなのか?人気店だけど採算度外視でやっていけるのか?人ごとながら気になってしまいます。
「礼」を重んじるオーナーは剣道で鍛えた精神からなのでしょうか?ネット口コミにもちゃんと返答しておられます。
儲けることよりお客さんに楽しんでもらいたい精神にはほんとうに心が洗われる思いです。
ポイント3:『酒場しょくどう残心』土日ランチがないわけ!
『酒場しょくどう残心』では、土日のかき入れ時のランチがお休みなのに気づかれた方もいるかと思います。
これはどうしてかというと、空港近くの奥武山公園にて、土日祝日11時から13時の間は、高校生以下の子どもたちにお弁当を無料で配っているからです。
いわゆる「子供食堂」で、沖縄に限ったことではないですが、私達もなぜ「子供食堂」が存在しなくてはならないか?なぜ、一般の飲食店がやらなくてはならないか?をもう一度考える時期に来ているのではないでしょうか?
高校生以下でない人たちにはお弁当は300円で販売されています。これでも採算度外視なのでは?と思うほど、おかずの内容は充実しています。
ほんとにオーナーさんのボランティア精神には頭が下がりますね!
那覇市久米にある『酒場しょくどう残心』は、居酒屋なのに食事がうますぎる店として人気です。ランチ営業だけでなく夜もアラカルトやコースがリーズナブルに食べられますので、ぜひ一度、足を運んでみてください。