那覇空港から車で約30分。ひめゆりの塔の近くに「真壁ちなー」という古民家スタイルの沖縄料理も食べられるカフェがあります。この地が沖縄戦の激戦地だっただけに、やちむんに盛られたやさしい味の沖縄料理を食べながら、しばし普段考えない戦争について考えてみてはいかがでしょうか。
ポイント1:『真壁ちなー』の半オープンエアの古民家が気持ちいい!
『真壁ちなー』の建物は、明治24年(1891年)に建てられた築130年の登録有形文化財。沖縄戦をもくぐり抜けてきた古民家スタイルの建物です。
伝統的な沖縄の建物なので、開口部が多く、晴れた日には建具をオープンにして半オープンエアカフェとして営業します。
これがまた、風が通り抜けていく感じが気持ちよく、「沖縄に来た」ことを実感できます。半オープンエアでやちむんに盛られた沖縄料理を食べて、体の中に沖縄を充満させましょう!
ポイント2:『真壁ちなー』の一番人気は「ちなー御膳」デザートも美味しい!
「真壁ちなー」の一番人気の定食は「ちなー御膳」(2,170円)。沖縄の美味しいものがたくさん詰め合わさた感じの定食です。定食についてくる沖縄風炊き込みご飯ジューシーにはバジルが入っていて洋風イタリアン風味。
沖縄料理も美味しいのですが、シークワーサー風味のレアチーズケーキや、杏仁豆腐と言ったデザートも美味しいのです。
伝統的な沖縄料理を若い感覚で提供する姿勢もいいですね!
ポイント3:『真壁ちなー』でしばし戦争について考える。
ロシアのウクライナ侵攻が現実に起こり、現代でも戦争は起こり得るのだということを否が応でも認識してしまった私たち。そしてこの日本も決して例外ではありません。
この「真壁ちなー」がある真壁地区は第二次世界大戦沖縄戦の激戦地でした。
真壁ちなーの家の梁には、なんと当時の弾丸の跡があるのだとか!
ついつい観光地とか話題のスポットばかりを回りがちの沖縄旅行ですが、しばしほっこりしながら、普段あまり考えることがない「戦争」について考えてみるのもいいのではないでしょうか。