那覇空港から車で約2時間15分。沖縄本島北部&太平洋側でもっとも観光客が来ないエリアです。やんばるの海は北上するほど透明度が上がることで有名ですが、この安田ビーチもかなりの透明度。ただ、手つかずの天然ビーチで、木片や貝殻が多いのでできればマリンシューズ着用がおすすめです。
ポイント1:『安田(アダ)ビーチ』のロケーションは?
『安田(アダ)ビーチ』は沖縄本島北部で、かつ太平洋側にあります。空港からは実に2時間15分。下手をすると、北部最北端の辺戸岬よりも時間がかかるところかも知れません。
あたりは「やんばる国立公園」内の大自然に囲まれていて、自然以外ありません。
もう少し南下すると、エコ・ツーリズムで近年人気が出てきた東村があり、もう少し北上すると辺戸岬や、パワースポットの大石林山があったりで見どころもあるのですが、ちょうどこの『安田ビーチ』あたりは、まるでエア・ポケットのように見どころが抜け落ちています。
車で2時間以上かかるというアクセスの悪さが、観光客を拒むのに拍車をかけており、今のところ、当分の間、今のままの静かな安田ビーチは保たれるのではないと予想されます。
ポイント2:『安田(アダ)ビーチ』はどんなビーチ?
『安田(アダ)ビーチ』へのアクセスは一筋縄では行きません。
国道58号線をひたすら北上し、沖縄本島を横断するべく国道2号線へ。
そして道路脇に車を停めてからは、熱帯植物が茂る道なき道を抜け、ようやくエメラルドグリーンの海を見ることができます。
苦労してたどり着くだけに、海を見た時の感激はひとしお!
海の透明度はかなりのものですが、ビーチはほぼ手つかずの自然ビーチなので、流木や小石は多いです。素足だと厳しい場合もありますので、できればマリンシューズなどの着用がおすすめです。
日によってはウミガメが泳いでいるのを見ることもあるそうで、中部や南部の海では見られないような体験もできそうですね。
ポイント3:『安田(アダ)ビーチ』周辺の見どころ、グルメは?
国道58号線経由で『安田(アダ)ビーチ』に来るとき、通ってくるのが「アダ・ガーデン・ホテル」という、一風変わった外観のホテル。
このホテルは日本とベトナムの友好の印として建てられたもので、どことなくアジアな雰囲気を醸し出しています。
このホテルのレストランがおすすめで、柔らかいハンバーグやステーキの定食が評判です。レストランなどのインテリアもエスニック風で、高級感がありますので注目!
なおこの「アダ・ガーデン・ホテル」はかなり山の中に建っていて「野生のヤンバルクイナに一番出会えるホテル」とも言われています。
食事だけではもったいない位なので、できれば宿泊をおすすめします。