那覇空港から車で約50分。国道58号線を経由してくればほぼ1本道で来れるビーチです。実はこのビーチ、「トリイステーション」という米軍の保養施設の一部なのです。普段は入れませんが、毎年7月頃にある「ビーチ開放デー」には一般人も入ることができます。
ポイント1:『トリイビーチ』のロケーションは?
『トリイビーチ』があるのは、沖縄本島中部の読谷村です。読谷村と言っても嘉手納基地がある嘉手納町にほど近い位置にあり、地図では「トリイビーチ」とだけ表示されています。
普通のビーチかと思いきや、ビーチを含む広大な面積が地図ではグレーで表示されており、何も書かれていないのを見たことがある方もいるかも知れません。
沖縄では、嘉手納や普天間、辺野古など、よく耳にする米軍基地の他にも「保養所」や「練習所」としてビーチ沿いの土地が米軍の軍事施設となっており、一般人は普段は入れないようになっています。その面積を入れると、沖縄はかなりの面積を米軍に占領されていると言っても良いかも知れませんね。
ポイント2:『トリイビーチ』っていつ入れるの?
『トリイビーチ』のゲートの正面には、なんと赤い「鳥居」が2つ、横並びになっています。何を思って鳥居を並べたのかが謎ですが、日本人ではまず考えられない感覚ですね。
普段は入れないエリアですが、米軍も心得たもので、1年に何回か、各設備を一般市民にも開放しています。ビーチの場合は「ビーチ開放デー」として、主にGWや夏場に開放しており、ビーチだけでなく敷地内に模擬店も出たり、レストランも使えたりして、アメリカンな雰囲気をたっぷり体験することができるのです。
なお、開放デーの時期は公式HPや、Twitterなどで知ることができます。写真付き身分証明証などがいる場合もあるので、各施設に入る時は十分に確認するようにして下さいね。
ポイント3:『トリイビーチ』の楽しみ方
『トリイビーチ』のあるトリイステーションでは、海水浴をはじめ、SUPやウォータースライダー(有料)ウェイクボードなどを楽しむこともできます。
また多くの模擬店も出て、アメリカンな本場のハンバーガーをはじめ、ダイナミックな豚の丸焼き、大きな串に刺したバーベキューなど、本場のアメリカ料理を楽しむこともできます。
またTシャツ、タンクトップなどのグッズも販売されます。
そして何と言っても周りはアメリカ人ばかりなので、アメリカ人の立ち振舞いを見ているだけで、外国に行った気分になれるのも楽しいですよね。
まさに「ビーチボーイズ」の音楽がぴったりハマってしまうような雰囲気の中、貴重な体験をすることができますので、ぜひ日程を調べて行ってみて下さいね!