那覇空港から車で約12分。那覇市の国際通り松尾交差点の近くにある「サウスウェスト・グランド・ホテル」の11Fにあるレストランです。朝7時~10時半は朝食バイキング、11時~21時はプールバー、17時~22時はサンセット・バーとして営業しています。
ポイント1:『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』のロケーションは?
(県庁方面から歩いてくると松尾交差点を左に曲がるとすぐに、The Sailor’s Clubがある「サウスウェスト・グランド・ホテル」が見えてきます。)
『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』があるのは、国際通りのほぼ中央、「松尾交差点」から少し入ったところです。
(歩いて1分くらいで国際通りなのに、静かなサウスウェスト・グランド・ホテル)
すぐそこに喧騒で溢れる国際通りが見えているのに、少し通りを入るだけで静かな場所に『サウスウェスト・グランド・ホテル』が建っており、『『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』はその11階にあります。
横の入口からエレベーターで11階を目指します。(帰りはMを押してください。)
朝食バイキングは朝7時から10時半までやっているのですが、10時にはオーダーストップとなってしまうので注意が必要です。
朝9時頃到着すると、それほど混んでおらず、ほとんどが宿泊客のようでした。
ポイント2:異常に高評価!『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』の朝食はどんなの?
(「サウスウェスト・グランド・ホテル」11Fの「ザ・セイラーズクラブ」極上の朝食が味わえます。)
『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』は「サウスウェスト・グランド・ホテル」というプラン・ドゥ・シーというホテルグループのホテルの中にあります。
Google mapの評価はなんと脅威の5点満点!!
5点満点の朝食ってどんなんだろう?!とふつふつと興味が湧いてきたのです。
11階でエレベーターを降りると、小さなカウンターのところに係員の方がいて受付をしてくれます。
料金は以前の1人4,000円から4,500円に値上がりしていました。
これは海外客を意識してのことでしょうか?4,000円でも高いなあと感じていた私はぐっとこらえてテーブルに進みます。
(ザ・セイラーズクラブは11Fにあるので、那覇の街が見渡せます。)
ちょっとクラシックな感じのする、ウッディなインテリアが特徴のレストランはとても落ち着ける感じ。
そこで食べているゲスト達もこだわりを求めて来る感じのおしゃれな人達に見えます。
(飲み物豊富!シャンパンまであります)
まず、ジュース類ですが、ガラスをひねるタイプのおしゃれ容器にさんぴん茶、オレンジジュース、マンゴジュース、水出しアイスコーヒー、りんごジュースの5種類。その横の瓶に入ったグリーンスムージーがなんだか知らないが、すごい美味しさ!
飲まなかったけど、スパークリングワインもあったようですね!!
洋食コーナーは通常のスクランブルエッグやベーコンの他に、肉厚で中味がぎっしりのソーセージ、グリルドハーブチキンやものすごく黄身が濃いゆで卵も!
ガーリックシュリンプまであったのが驚きです。
濃いカッテージチーズや色とりどりのミニトマト、キャロットラペなどのひと味違ったサラダ類。トッピングにはスーパーフードのチアシードも!タンカンドレッシングなどのドレッシングにも凝っています。
(少量でも濃くて美味しいテテドモンアンヌチーズ。ホールで持って帰りたい気分!)
この朝食の名物になっている自分で削るタイプのスイスのベルレー修道院で誕生したといわれるセミハードタイプのチーズ、「テテドモアンヌチーズ」は、少量で信じられないほどの濃厚さ!
通販だと1kgで1万円くらいするチーズなので、この機会に食べられたのは貴重かも!
パン類に目を移すと、ナッツなどが入ったトーストや新進気鋭のパン屋ならば1個200円はしそうな丸パンなど、美味しそうなパンがずらり!中でもリコッタチーズとマヌカハニーのトーストと、クロナッツ(クロワッサン生地のドーナツ)も、激ウマでした。
(中味がライチみたいなイガイガ状のランブータンとスーパーフルーツ「モリンガ」も珍しい!)
またフルーツ類はランブータンや沖縄でスーパーフルーツと呼ばれる「モリンガ」も今日のフルーツで出ていました。これはきっと、本土のバイキングでは体験できませんね!
朝食アイテムひとつひとつが、吟味されてセレクトされている感じ。普段はあまり食べられないものが食べられることを考えると、これは1人4,500円でも仕方ないな、と納得してしまいました。
ポイント3:『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』和食コーナーがすごい!
(和食コーナー。まぐろや海ぶどう、いくらなど高級食材が並びます。)
『The Sailor’s Club(ザ・セイラーズ・クラブ)』の朝食には、実は和食コーナーもあり、こだわりの和食が食べられます。
まず沖縄料理コーナーでは、甘辛チキ揚げとこんにゃく、ゴーヤの佃煮、生七味、オクラの和えものなど、こちらもあまり体験したことがないこだわりの沖縄料理が並びます。
(お手作り海鮮丼。小さなお茶碗で食べるのがいいのかも!)
それに山形の「つや姫」のごはんに、海ぶどうやイクラ、シラス、海苔をのせて自分で作る海鮮丼。小ぶりなお茶碗で食べるのがまた、食べすぎないでいいのでしょうね。
(こちらはお手作りかちゅー湯。沖縄のさまざまな味噌をブレンドして作ります。)
沖縄本島はもとより八重山や石垣島など5種類の味噌とだし汁でつくる「かちゅー湯」も本当に美味しくて、久々に味噌文化に慣れ親しんでいる日本人に生まれたことを感謝する瞬間でした。
「サウスウェスト・グランド・ホテル」の11Fにある「ザ・セイラーズクラブ」の朝食、高価ですが、非日常感をたっぷり味わえる朝食です。宿泊せずとも利用できますので、ぜひ一度行ってみてください。