那覇空港から車で約25分。沖縄本島南部、糸満市にあるごはん屋さんです。基本はごはんも出す食堂なのですが、フルーツで目鼻口をかわいくディスプレイした沖縄ぜんざいやかき氷で有名!ビジュアルの可愛さで勝負です!
ポイント1:平和祈念公園まで車14分!『いなみね冷やしもの店』のロケーションは?
『いなみね冷やしもの店』は沖縄本島南部、糸満市にある食堂です。基本は沖縄そばやちゃんぷるーなどを出す食堂なのですが、フルーツで目鼻口を可愛くディスプレイした沖縄ぜんざいやかき氷で有名になり、いまや「冷やしもの」がメインになっている店です。
この店のロケーションは、糸満市と言っても北部のほうで、限りなく豊見城市に近いサザンビーチホテルまでも車で9分と比較的便利なロケーションにあります。
車では国道331号線を経由してくれば空港からほぼ一本道で25分。バスの場合も、琉球バス189番那覇空港国際線ターミナル前行き(那覇バスターミナル向け)に乗って糸満ターミナルで下り、そこから徒歩8分と、バスでも乗換なし30分あまりで到着することができます。
車の場合もバスの場合も、一本道で来れるというのがアクセス簡単でいいですね!
昔ながらの飲食店という外観。内部は座敷とテーブル席が4席あります。
さあ、セルフで冷たいお茶をもらってまずは一杯!今日はどのぜんざいにしようかな?
ポイント2:『いなみね冷やしもの店』のかき氷メニュー紹介!
まずこの店の店名ですが、本土ではあまり見ない「冷やしもの店」という店名に反応し、行ってみたくなる人もいるのではないでしょうか?沖縄ではこの店に限らず「冷やしもの」がつく店名はそれほど珍しくないようです。
熱い沖縄では「冷やしもの」というフレーズを聞くだけで体感温度がちょっと下がった気がしますね。
まず『いなみね冷やしもの店』がどれほどすごい店なのかをご紹介しましょう。
沖縄には無数の沖縄ぜんざいの店がありますが、千日、富士屋、ひがし食堂とならんで、「沖縄4大ぜんざい店」と言われるほどの店なのです。
そんな店でも沖縄に無数にある沖縄ぜんざい店と差別化を図らないと生き残れないということで、ぜんざいにみかんやチェリーなどのフルーツや黒豆を使って動物の目鼻口を表現し、可愛くインスタ映えを狙った戦略が大成功!
今では若い人も訪れ、インスタに数々の可愛いぜんざいの写真をUPしています。
よく見ると、口でチェリーをくわえていたり、頭に乗せていたり、ひとつひとつ、表情が違っているのもユニークです。店の人の遊び心が垣間見えますね!
写真は一番人気で定番の「しろくま」ですが、目鼻口を可愛くディスプレイされた氷の下には大粒の黒糖などで煮られた金時豆が入っており、甘味料を使わない自然の甘さがたまりません。
沖縄ぜんざいには大粒の金時豆がふわふわのかき氷の下に入っており、至福の美味しさ!白玉の弾力もいい感じです。
動物ものの沖縄ぜんざいの他に冷やしものは宇治金時や黒糖ぜんざい、バナナスプレッドやチョコパフェなど、16種類もあります。冷やしものメニュー、充実していますね!(370~700円)
ポイント3:『いなみね冷やしもの店』は沖縄そばもなかなか!
『いなみね冷やしもの店』は基本はごはん屋さんなので、沖縄そば(大・650円)も置いています。この店の沖縄そばは、スープがよく絡む縮れ平麺で出汁がカツオと動物系が程よくミックスされ、トッピングにはほろほろの軟骨ソーキや錦糸玉子やカマボコなどが乗っており昔ながらのほっとするそば。
懐かしい中にも昔から変わらない味の強さも感じます。
また変化球メニューとして、沖縄そば麺でつくる焼きそばも評判です。
それになんとタコライスやカレー、オムライスもあるのがいいですね。
基本的に地元の人がよく利用するので、ごく普通のメニューも置いてあるのが特徴です。
沖縄ぜんざいに目鼻口をつけて可愛く演出しつつも、観光客に媚びないメニューを置いてある『いなみね冷やしもの店』にぜひ一度、行ってみてください!