ワルミ大橋は沖縄本島北部、本部半島と屋我地島を結ぶ大橋です。高さがありますが、風がなく天気のいい日は絶景が楽しめます。すぐ近くに知名度のある古宇利大橋もありますが、ワルミ大橋のファンも多いです。
ポイント1:ワルミ大橋から多島美の絶景を楽しむ!

ワルミ大橋は、沖縄本島側の今帰仁村と屋我地島を結ぶ橋として、2010年12月に開通しました。ステキなヴィラなどが立ち並ぶ古宇利島もこの橋を経由しないと、行けないんですよ。
飲食店や村産品を売る売店がある橋の駅「リカリカワルミ」がありますが、沖縄の中でも今帰仁産の物産など地域限定の珍しいものが売られているんです。
この橋の駅の建物の裏手から見る景色がまさに「絶景」なんです。
晴れた日にはワルミ海峡の多島美が広がります。なだからかな放物線を描く古宇利大橋と古宇利島の大パノラマが見える場所としてはおそらく一番の場所なのではないでしょうか?!
ポイント2:ワルミ大橋たもとの「リカリカワルミ」のイチオシは?
ワルミ大橋の今帰仁村側にある橋の駅「リカリカワルミ」は、沖縄の中でも今帰仁などの地域限定の珍しいものを売る売店とレストラン「Full里」で構成されています。
リカリカとは沖縄弁で「行こう!行こう!」という意味なんですよ。
珍しいものの代表としては今帰仁のスイカです。
今帰仁村は県内でも屈指の農業が盛んな地域ですが、中でもスイカの名産地として知られています。気候が亜熱帯の沖縄ではなんとスイカが一年中食べられるのだとか!
売店コーナーではスイカまるごとでも売っていますが、ドライブ時にも便利なように食べやすく角切りにされてパック詰めで売られているのは嬉しいですね。お値段も1パック200円と、とってもリーズナブルなんですよ。写真の、蛇口からスイカジュースもユニークですね!
あと、安眠効果のある「クワンソウ」の酵素ドリンクやピクルス、パウダー、ドラゴンフルーツのつぼみの天ぷらも気になります。
あと、レストラン「Full里」(笑)では、ミニ沖縄そばもついた、ものすごいボリュームの金城あぐー豚の生姜焼き定食、今帰仁産の黒糖が使われた沖縄風ぜんざいなどがイチオシですね!
ただしこれまでも度々コロナ感染状況に合わせて休業したり、営業時間の変更があったので、行かれる前には営業時間を確認されて行かれることをおすすめします。
ポイント3:ワルミ大橋のちょっとヲタクなうんちくとは。

実はけっこうな建築ヲタクな私としては、ワルミ大橋の施工業者、構造なども気になってしまいます。
まずワルミ大橋の施工業者は錢高・竹中土木・國場特定建設工事共同企業体、って言っても建築ヲタク以外はときめかないですよね。
全長は315m、海峡内には橋脚の無い上路式RC固定アーチ橋という構造になっています。これは環境や景観の保護を目的としているんですよ。確かに東京のレインボーブリッジや、横浜のベイブリッジみたいな形だと、景色を見るのに柱や梁が邪魔になりますが、橋桁がないなら景色もよく見えますね!
このワルミ大橋は、アーチ橋としては国内で5番目に長い橋で、合成鋼管アーチ巻立工法で作られた橋に限ると日本最長のアーチ橋なんです。
普段は古宇利大橋の影に隠れて、あまり目立たない存在?のワルミ大橋ですが、こうしてうんちくを聞いたら、俄然行きたくなりませんか?(笑)
ワルミ大橋でぜひ、一味違った沖縄を体験してみて下さい!