那覇市の壺屋やちむん通りは、古い建物、赤瓦の建物など沖縄の懐かしさが残るノスタルジックな通りです。沖縄の伝統工芸品でもある「やちむん」のお店も多く並び、やちむんのふるさとと言われています。
「育陶園」は、この通りに300年続く壺屋焼の窯元で、現当主は五代目で、先祖代々「壺屋焼」を作られてきた老舗。育陶園のやちむんは沖縄の伝統を感じながらも現代の食卓にも合うデザインが特徴です。
育陶園のやちむんの唐草線彫が美しい
育陶園を訪れた際にぜひご覧頂きたいのが「唐草線彫」。
沖縄のやちむんの文様の中でも最も多いと言われています。育陶園さんのやちむんにはこの唐草模様が繊細に、力強く掘られています。シンプルな色合いの焼物に掘られた唐草は本当に美しく、どんな食卓にも馴染みながらも上品さを感じます。
育陶園の唐草線彫シリーズのやちむんは、マカイ(お茶碗)・マグカップ・5寸皿・花器など種類も豊富で生活に取り入れやすいのでお土産や贈答品にもオススメです。
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育陶園の4つのブランド
育陶園には4つの素敵なブランドがあります。
①育陶園本店 現当主の高江洲忠さんの作品をはじめ、育陶園を代表する「唐草線彫」や「育陶園獅子」がメインとなる店舗。
②Kamany 日常生活に溶け込むような温かい器が並ぶKamany。直線を描いた「SEN」シリーズや、カンナイ(雷)とバナナ(バサナイ)がデザインされたカンナイバサナイシリーズは要チェック。
③guma guma シンプルで優しいフラワーの絵柄が特徴。軽い器なので繊細な女性の手に馴染むデザイン。
④Etha 妄想の世界を表現した器。これってやちむん?って思うような個性的なデザインがとても魅力的です。
育陶園では、やちむんの手作り体験もオススメ!
育陶園では、買うだけではなく自らやちむんづくりが体験できる施設「壺屋焼やちむん道場」があります。観光で訪れた方にオススメなのが「やちむん体験」。
立シーサーや壁に掛けられる面シーサーを作るシーサー体験、ロクロを体験しながら形を作っていく器づくり、土の感触を手のひらで感じながらお皿を作る手びねり、伝統の釉薬を使って好きな絵柄を用意された素焼きに書いていく絵付けの体験ができます。
ご家族やご友人、カップルで体験できますし、やちむんが出来上がる工程を体験することで、よりその魅力に触れることができますよ。
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