那覇空港から車で約15分。国際通りの真ん中あたりに位置する「サムズセーラーイン」。飲んだ後の〆のステーキ文化のある沖縄には、たくさんのステーキ屋さんがありますが、南国ムードで一種独特?の「サムズセーラーイン」というステーキ店をご紹介致します。
ポイント1:「サムズセーラーイン」は南国ムード溢れるステーキ店!
沖縄にはお酒を飲んだあとに「ステーキを〆代わりに食べる」文化があるというのは皆さんよくご存知ですよね?!
その昔はアメリカの領だったこともあって、美味しいお肉が安く手に入ったからこそ生まれた文化なのですよね。
沖縄に行ったら必ず1度はどこかの店のステーキを食べて帰りたいと思っていました。
ちょうど国際通りの真ん中あたりに滞在する機会があり、滞在ホテルの近くに「サムズセーラーイン」があることを発見!
さっそく向かってみることにしました。
お船を模したような外観。そして中に入ると南国は南国でも沖縄風ではなく「ポリネシア風」の雰囲気のするレストランだなと感じました。
BGMはちょっと懐かしい感じのコテコテなポリネシア調音楽。
でもお客さんが入ってきたらスタッフ全員で「めんそーれ!」と叫んでいるし、ちょっとどこにいるのかわからない感覚に陥りました。
女性店員さんは皆セーラー服姿で、中には外国人の人もいます。
席の前には鉄板があって、そこにコックさんが来て眼の前で野菜やステーキを焼いてくれるシステムになっていたのでした。
私は「最上級テンダーロインステーキ(フィレ肉)100g」のコースを頼むことにしました。
しばらくすると「シュリンプカクテル」が運ばれてきました。下にドライアイスが入っているのでしょうか。きれいなブルーの液体とドライアイスの煙がなんだか不思議な感じでした。
ポイント2:「サムズセーラーイン」のコックさんのパーフォーマンスが楽しい!
さらにカレースープ、サラダ、ジーマーミ豆腐と運ばれてきて、バターがひたひたに染み込んだパンも来ました。
ここでコックさんが登場!!
最初に空心菜や玉ねぎなどの野菜を焼いてはお皿に乗せてくれました。
私は香港で空芯菜のにんにく炒めを食べて、その美味しさに開眼したことがあるのですが、空芯菜を副菜につけるのはなんだかアジアぽいと感じました。本土ならまず使わないのではないでしょうか。
そしてコックさんは分厚いテンダーロイン肉を取り出し、おもむろに角切りにしてから私も目の前の野鉄板で焼き始めました。
肉に胡椒をかけるときには、胡椒の容器を回したり投げたりのパーフォーマンス!これがなかなか楽しいんです!私の担当コックさんは最後に後手で胡椒容器を受け取るという難易度の高い技を披露してくれました。
ポイント3:「サムズセーラーイン」のステーキの味は?
さて、コックさんが渾身のパーフォーマンスとともに焼いてくれた、「サムズセーラーイン」のステーキはどんな味がするのでしょうか?
タクシーの運転手さんから「沖縄の肉は固いよ」と聞いていたので、そうなのかと思いっていたのですが、とってもジューシーで美味しかったです。100gを頼みましたが、追加でもう100g食べられそうな勢いでした。
最初のシュリンプカクテルからカレースープ、サラダ、なぜかジーマーミ豆腐、そしてバターひたひたのパンのどれもが美味しかった!
最高級のテンダーロインのコースで税込み4030円は超お得なのではないでしょうか。
実は今日のディナーは全部「全国旅行支援」のクーポンでまかなえてしまったんです。同じサムズ系列の店でも、同じ国際通りの「アンカーイン」などは使えませんでしたので、確認してから使われることをおすすめ致します。