那覇空港から車で約40分。北中城村にレトロでユニークな喫茶店があります。昭和レトロをテーマにした外人住宅をリノベーションして作ったカフェは、店内に置いてあるレコードの視聴が可能!カフェのメニューだけでなく、昔風の容器にまでこだわりがユニークです。
ポイント1:『ニュー・キタナカ』はどんな「喫茶店」?
どこかで見たことがある『ニュー・キタナカ』のロゴ。もうそのロゴからして、カフェではなく、「喫茶店」をコンセプトにした店だと推測が付いてしまいます。
沖縄本島の中でも、個性的でグレードの高いカフェが多い北中城村において、今やただ景色がきれいで美味しい所だけでは生き残れません。
遠くても来てくれるような個性的な店を目指して、スタッフの方も会議を重ねたのだと思いますが、世代によって懐かしくも新鮮にも感じる普遍的なモノ・コトとして「昭和レトロ」をコンセプトとした店としてオープンしたのがこの元は外人住宅だったという「ニュー・キタナカ」です。
加えて昭和レトロだけでなく地域の子どもたちも来れるように、2時間3,000円の有料とはなりますが、カラオケ付きのキッズルームがあるのにも注目です。
なおこのルームは予約制となりますが、空いていれば当日でもOK!10人まで利用可能です。
ポイント2:『ニュー・キタナカ』の店内のレコードはすべて試聴可能!
『ニュー・キタナカ』の店内には内外の洋楽、邦楽の「レコード」が飾ってあります。店内にあるレコードはすべてリクエストにより試聴可能なのだとか!
世代によっては多感な青春期に聴いてきた曲達なのですごく懐かしく、若い世代にとっては、今の音楽シーンにはないものを感じ取ることができてとても新鮮なのでしょう。
平成以降世代にとっては「リクエスト」して聴かせてもらうの自体が新鮮なのかも知れませんね。
レコードのラインナップは、内外のアーチストでユーミンや小泉今日子、チェッカーズなどの現代の若い人でも知っているようなポピュラーなものから、ニナ・シモン、ジャニス・ジョプリンなどというちょっとマニアックなラインナップも!
レコートはジャンルにこだわらず、ランダムにチョイスされているので、「新しい発見」があるかも知れませんね!
今や聴きたい音楽を手元のスマホですぐに聴けてしまう時代ですが、ミュージック・アプリのラインナップにさえ載っていない音楽をここでは聴くことができるかも知れません。
このカフェに座って、日がな1日音楽を聴いていたいと思うのは私だけでしょうか?!
ポイント3:『ニュー・キタナカ』のドリンク、フードもすごい!
『ニュー・キタナカ』では、沖縄発世界に認められたコーヒー豆「豆ボレボレ」や深煎りで濃厚な「山田珈琲」をはじめ、カフェラテやEMミルク、フレッシュバナナジュースやクリームソーダ、コーヒーフロートなどの昭和レトロな飲み物や、レモンサワーやハイボールなどのお酒類もあります。
また、ナポリタン、オムライスなどに加えて平日限定のニュー・キタナカ・ランチ(800円)も見逃せません。
更にシナモントースト、ハニートーストなどのトースト類、チョコレートサンデー(450円)、プリン・ア・ラ・モード(850円)、数量限定のシフォンケーキ(450円)などのデザート類も人気が高いです。
なお、フードを注文するとドリンク類が割引になるのも良心的ですね!
どのメニューも昭和レトロを楽しんでもらうために、スタッフの方が心を込めて作るため、美味しさも心に沁みますね!