那覇空港から車で約45分。沖縄市中央(コザ)にあるお手頃ホテルです。コザミュージックタウンや中央パークアベニューなど、沖縄本島中部へのフットワークが軽くなるお値段もお手頃な、まさにジャストフィットなホテルです!
ポイント1:『デイゴホテル』のロケーション、歴史は?
『デイゴホテル』は沖縄が米軍統治下で沖縄市がコザと呼ばれていた頃から存在し、「中央パークアベニュー」という、かつて米軍兵で賑わい、今は若者が盛り上げている商店街の通りを一本入った所にあります。
米兵と琉球人とのビジネスの場として作られ、ベトナム戦争へ向かう米兵が前日にどんちゃん騒ぎしたクラブやバーなどは今では現代の若者によってイマドキの店に変わりましたが、1966年創業のデイゴホテルはその歴史を見守ってきました。
米軍関係も数多く宿泊した時代から、ビジネスマンや観光客の宿泊が多くなった今も、コアなファンがいて、沖縄に来たら必ず泊まるリピーターもいるくらいです。
またこのホテルをお父さんからホテルを受け継いだ二代目支配人の宮城さんが「哀愁のB級ホテル」という本を2014年に出版されているのも興味深いです。
ホテルでの出来事をユーモアを交えて抱腹絶倒の文章で書かれていて、このホテルに行くなら一読をおすすめします!
ポイント2:『デイゴホテル』の部屋はどんなの?
『デイゴホテル』が創業したのは1966年。戦後の混乱はすっかり収まって高度成長期にさしかかろうとした時期です。
シングル、シングルデラックスからダブル、ツイン、トリプル、フォース、和室とバラエティー豊かな部屋タイプがあり、部屋はその頃の面影を残すようなレトロでチープな雰囲気も残っていますが、それはそれで味があるというものです。
衛生面などはきちんとメンテナンスされていますし、古さも感じさせません。
そして何よりも手頃なお値段が魅力で、シングルなら6,000円、ダブルなら5,200円、トリプルなら4,100円(いずれも1名の料金)と安いのが嬉しいですね。
ベッドのスプリングは硬めで「その硬さがちょうど良い」という声多数。さりげなく、寝心地にも気遣ってくれているのが嬉しいですね!
全客室に入っているテレビではVODが1日1,000円で見放題!また、限定1室ですが、「エア・ウィーブ」の入ったベッドがあるのもユニークですね!(公式HPからのネット予約のみ)
気になる「エア・ウィーブ」部屋のお値段ですが、朝食付きでも1名6,500円程度からあるので、これは泊まるしかありません!
車の方は駐車場が「無料」なのも嬉しいですね。
それにちょっとレアなのが、「冷凍庫付き」冷蔵庫があること。これならアイスを買ってきて入れておけますね!
それにホテル内に「DEIGO LOUNGE DOTS」というコワーキングスペースができたのも興味深いです。イマドキのニーズを捉えていますね!
ポイント3:『デイゴホテル』のお風呂や食事も高評価!!
写真はフレンチトーストセット
『デイゴホテル』には、温泉ではありませんが、大浴場があるのです。
沖縄には大浴場があるホテルは多く存在しますが、最上階にコザの街が見渡せる大浴場はそうそうあるものではありません。
ビジネスや観光で疲れた体には大浴場があるのは嬉しいですね!
それに館内にあるレストラン「うりずん」では、朝は6時半から朝食を提供しており、バイキングではなく、和定食、フレンチトーストセット(ともに900円)のようなセットメニューが人気となっております。
朝食ではドリンクバーの飲み物が無料になるのも嬉しいですね!
また昼は定番の定食や沖縄料理のセットの他、「シェフのおすすめセット」があり、ボリューム満点のランチをとることができます。
沖縄料理をまるっと盛り合わせで食べることができる「まるごとうちなー定食」(2,200円)があるのがユニークですね!!
なんだかただのビジネスホテルではない感じのデイゴホテル、さすがはディープな街のホテルです!あなたも行きたい気持ちがむくむくと湧いてきたのではないでしょうか?