那覇空港から車で約1時間41分。沖縄本島北部・今帰仁にあるダイビングのメッカです。「ウプシガイ」とはなんとも奇妙な名前ですが、地元の人が呼ぶ方言だということです。海の透明度は高く、ダイビング・スポットとして有名です。
ポイント1:『ウプシガイ』のある今帰仁村ってどんなところ?
ダイバー御用達のビーチ、『ウプシガイ』があるのは、沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)というところです。
「今帰仁」という名前は有名なので聞いたことがある人も多いかと思いますが、実際に行ったことがある人はそれほどいないのではないでしょうか?
ロケーションが沖縄本島の北部にあり、那覇空港からは車で約1時間40分と、かなりかかってしまうからです。
ここ今帰仁村には、大きなホテルというよりも、小さくて個性的なホテルや思わず泊まってみたくなるバケーションレンタルなどが多く、いわば沖縄リピーター向け、通好みの場所と言えるかも知れません。
横に長い今帰仁村には集落ごとにビーチがあり、ウプシガイをはじめ、シルバマ、カネシバマ、サダバマなど、まるで外国語のような名前で呼ばれています。
そしてどのビーチも、ドラマやCM撮影隊がこぞって訪れるような美しい白浜のビーチが多いのです。
ポイント2:『ウプシガイ』とはどんなビーチ?
『ウプシガイ』は沖縄本島北部の今帰仁村の崎山という集落にあります。
ビーチに出るまでには、南国の植物が茂った未舗装の道を進んでいきますので、ちょっと心細く感じることもあるかも知れません。
今や都会のみならず、地方都市へ行ってもなかなか未舗装の道にはお目にかかれないですからね。
ようやくビーチに出ると、ごつごつとした岩や、軽石状のものが転がっており、まさに天然のままの自然のビーチを見ることができます。
ここは正式な海水浴場ではないため、レンタルやアクティビティなどはありません。しかし、地元のみならず、ダイバーの間では地形が面白く、サンゴが綺麗で景観が美しいビーチとして有名で、その離島並みの透明度につられて、わざわざ遠くから足を運ぶダイバーもいるそうです。
また、遠浅で水がエメラルドグリーンからブルーに変わる景観が美しいことから、シュノーケリングを楽しむ人も多いです。
浜ではウェディング写真を撮ったり、CMやドラマの撮影隊が来たりしますので、その景観の美しさ故に「フォトグラファー御用達」のビーチでもあります。
ポイント3:『ウプシガイ』近隣のおすすめスポットは?
写真は『今帰仁そば』ゆし豆腐そばセット
では『ウプシガイ』の近隣のおすすめスポットをご紹介してまいりましょう。
観光名所としては近隣と言えるかどうかはわかりませんが、沖縄を代表する観光スポット「美ら海水族館」が車で45分の所にあり、琉球王朝時代の美しい石垣の建築美を今に残す「今帰仁城跡」が車で12分のところにあります。
どちらもあまりにも定番の観光スポットなので、あえてスルーしがちですが、1度はご自身の肉眼で見る価値のあるところです。
またグルメでは、「今帰仁そば」が何と言ってもおすすめ。
車で9分のところにあり、古民家風の家屋で頂くもっちりと腰のある沖縄そばが評判です。
単品もありますが、じゅーしーやデザートとセットになった「ゆし豆腐そば」がおすすめです。セットでも880円とリーズナブルなのにボリュームがあって満足度高いです。