那覇空港から車で約1時間30分。沖縄本島中部のうるま市にある四島の離島のうち、いちばん遠い伊計島の北部にあるビーチです。近くのホテルの宿泊客のプライベートビーチのように使われていますが、誰でも入ることができるビーチで管理もホテルがしているので、とても整ったビーチです。
ポイント1:『太伯ビーチ』のロケーションは?
『太伯ビーチ』ってどこにあるの?って思った人も多いかも知れません。
沖縄本島中部の太平洋側、うるま市から橋でつながっている4つの離島のうち、一番遠くにあるのが伊計島で、この『大伯ビーチ』は島の北側にあります。
所要時間は那覇空港から車で約1時間半ですが、うるま市よりもずいぶん北にある本部町のちゅら海水族館でも同じくらいの所要時間だということを考えると、いかにアクセスしにくいかがわかります。
ただ、離島と言っても橋でつながっているので、船に乗り換える必要がないのは助かりますね。
空港から宜野湾、コザ、うるま市の勝連城跡の脇を通り、海中道路と伊計大橋を渡って島を横断してはじめてたどり着くこのビーチは、とても最果て感があります。ちょっとたどり着くまでもドラマが生まれそうですね!
適度に整備されているビーチは、非日常を感じるのに最適だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ポイント2:『太伯ビーチ』はどんなビーチ?
『太伯ビーチ』は伊計島北部の「伊計島AJアイランドリゾート」というホテルが管理しており、このホテルの宿泊客のプライベートビーチのように使われているようです。
でも条例では誰でも入ることができるようですので、ホテルフロントに一言断ってから入ることがおすすめです。
ホテルからは、30mほどの遊歩道が作られており、ビーチの入口にはまるでエーゲ海を彷彿とさせるような白いゲートが!
ビーチに下りると真っ白な砂浜の向こうにエメラルドグリーンの海が広がっていて、まるで絵葉書のような光景を見ることができます。
もうこの段階で十分に非日常を感じられる感じですが、海に入るとさらに非日常を感じることができます。
遠浅の海で、サンゴではなく海藻の中にたくさんの熱帯魚が見られるのです。
コンディションにもよりますが、台風のあとなどは、ニモでおなじみのクマノミをはじめ、ゴマモンガラ、スズメダイ、チョウチョウウオ、ブダイなど、大きめのカラフルな熱帯魚がおり、水も透明度が高いため、はっきりと見られて最高だそう。
もちろんシュノーケリングをせずとも、適度に広いプライベート感あるビーチでのんびりするだけでも、十分にリラックスを感じることができます。
ビーチの端にはゴツゴツした岩場もあり、干潮時には潮溜まりに小さくてカラフルな魚がいるので、それも離島ならではの光景です。
なおこのビーチはホテルに管理はされていますが、天然ビーチでクラゲよけネットなどもないので、遊泳やシュノーケリングには十分注意して、ライフジャケットで行うようにして下さい。
ポイント3:『太伯ビーチ』の周辺観光は?
『太伯ビーチ』の周辺には観光地らしいところはありません。
伊計島には写真のような「ひまわり畑」があり、温かい場所なので、夏に限らず冬でもひまわりを見ることができるのがレアです。
それに宮城島の「果報(かふう)バンタ」、海中道路を渡る手前の「勝連城跡」は、通り道でもありますので、ぜひ立ち寄って頂きたいスポットですね!
特に沖縄の言葉で「幸せ岬」を意味する「果報バンタ」はパワースポットでもあり、絶景スポットです。近くにある独特の作り方の塩工場も興味深いですね。