三線に興味あるなら寄ってみて!『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』

三線

基本情報

店舗名
沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)オキナワケンサンシンセイサクジギョウキョウドウクミアイ(サンシンクミアイ)
住所
沖縄県那覇市安里360−7 和光マンション 1階
電話番号
098-884-8288
営業時間
10時00分~18時00分
定休日
不定休
サイトURL
http://okinawa34.jp/

那覇空港から車でわすか16分、那覇市安里にある三線組合です。ここでは三線の展示や販売はもちろん、ふらっと寄っての見学や試し弾きもさせてくれます。何やらお堅い団体かと思いきや、そこは沖縄、はじめての人にもやさしく三線のことを教えてくれます。

ポイント1:『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』って何をする団体?

那覇市安里にある『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』は、沖縄の伝統工芸であり、沖縄の芸能になくてはならない三線の普及や品質管理、三線の弾き手の育成などを行っている団体です。

しかし、すでに三線を持っている人とか習っている人とかしか訪れることができないのではなく、観光客にも門戸を開放していますので、数日間の滞在でも気軽に訪れて展示されている三線を見たり試し弾きをさせてもらったりすることもできます。

さらに沖縄に観光で滞在中に三線をマスターしたいという欲張りな人には、1泊2日1,100円から、三線のレンタルも実施しています!(県内のみ・県外貸出もあり)

ポイント2:『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』に展示されている三線の由来は?!

『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』には色々なタイプの三線が展示されています。三線には型もあり、柄の形状によって7つもの型に分かれますが、一番ポピュラーなのは与那城型です。

三線は600年もの歴史があり、いつも沖縄の人の傍らにあって、人々に寄り添って心の歌を奏で続けて来ましたが、そのルーツは14世紀に中国・福建省の閩人(ビンジン)三十六姓によって三線の原型となる三絃(サンスェン)が持ち込まれたことから始まります。

15世紀には氏族の嗜みとされていましたが、その後大和(堺)に伝えられ、庶民にも三味線として伝えられていったという歴史があります。

三味線のルーツが三線で、そのまたルーツが中国の福建省だったというのはとても興味深いですね。

ポイント3:『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』がやっているZOOM三線教室がすごい!

『沖縄県三線製作事業協同組合(三線組合)』では三線の普及の一環として、全国各地でオンサイトの三線教室を開催していますが、なんとZOOM(1回40分)でも三線教室を開催しています。それもなんと個人レッスン!

ZOOMだとでかけなくていいという利点の他に「沖縄の先生から」習うことができるという特典があります。

初心者コース(全12回)では、「海の声」「島唄」といったポピュラーな課題曲が自由に選べるのが嬉しいですね。

お値段もオンサイトに比べると若干安いように感じます。(3回10,500円~)

三線に興味があるけど、ちょっとハードルが高いなと思っていた人は、まずはZOOMのオンラインとレンタルで始めてみてもいいかも知れませんね。