那覇空港から車で約1時間、沖縄本島中部、うるま市の勝連半島の先にあるビーチです。普段は米軍の敷地なので入れませんが、年に1度、4月にフェスティバルがあり、身分証を提示すれば日本人でも入れます。一体どんな所なのでしょうか?
ポイント1:『ホワイトビーチ』のロケーションは?
『ホワイトビーチ』があるのは、沖縄本島中部、うるま市の勝連半島の先です。
うるま市と言えば、海中道路でつながる離島も有名ですが、海中道路の方へ行かず、そのまま南下した先にあります。
沖縄は高速道路が発達しているので、1時間ちょっとで到着が可能ですし、バスの場合も離島まで行くと4時間ほどかかる所、2時間でアクセスできるので、まだ行きやすい部類だと言えるでしょう。
この『ホワイトビーチ』は、普段は米軍の敷地で入ることはできないのですが、年に1度、4月頃にフェスティバルがあって入ることができます。
以前は、遊泳も黙認されていた時期もあったようですが、現在は監視もきつくなってフェスティバル以外は入れなくなっているようです。
しかしながら、フェスティバル以外の時でも一般道から小径に入り、金網のフェンス沿いに歩くこともできるため、アメリカの軍艦が停まっているのがみえたりすることもあります。
金網の一歩先はアメリカ、というのは憧れだけで済む問題ではないですがちょっと興味を引かれますね。
ポイント2:『ホワイトビーチ』ってどんなビーチ?
『ホワイトビーチ』はロケーション的に太平洋に面した勝連半島の先にあるので、海の透明度が半端なく、長くきれいな砂浜のロングビーチがあります。
太平洋側なので、朝日がとても綺麗に見えるビーチでもあります。
以前は地元の人がふだんでも海水浴に来たり、アーサを取りに来たりしてのんびりした感じだったそうです。以前から人があまり来ないビーチだったそうですね。
でも今は一部が海上自衛隊と共用の軍港としても使われており、桟橋が作られてグレー色の軍艦が行き来したりしてものものしい雰囲気になっています。うるま市民の方でも軍用地内部は地図上に表示されていないので、位置関係がわからないそうです。
もちろん4月のフェスティバルの時はそんな雰囲気も吹き飛んで、パリピーな雰囲気一色なのでしょうが、沖縄は地図に載っている以外でもこうした米軍の領地であるビーチが多く、ちょっと複雑な思いになります。
ポイント3:『ホワイトビーチ』周辺のおすすめスポットは?
『ホワイトビーチ』周辺はそうは言っても、とてもいいところです。
同じ沖縄でも、那覇や北谷などのシティーとは違った開放感が感じられるのが一番の魅力でしょうか。
このビーチに来る途中、琉球王朝時代を彷彿とさせる『勝連城跡』があります。
琉球王朝時代の城跡としては、この勝連城跡は今帰仁城跡、中城城跡と並んで人気があるのではないでしょうか?
高低差を生かした城造りが特徴で、10代にわたり統治されてきた城で、10代目のあじ(首長)、阿麻和利(あまわり)の名前は聞いたことがある人も多いかも知れません。
青い空に映える、琉球王朝の城跡の特徴であるなだらかな曲線美をぜひ堪能してみてください。