那覇空港から車で約22分。那覇市寄宮にある食堂です。沖縄大も近いことから、安くてボリュームがあるこの食堂めがけて来る学生さんも多いようです。なんとアイスティー飲み放題!食券制で料理に番号が振ってあるので、オーダーも楽々です。
ポイント1:ちょっと行きにくい?!『はっちゃん食堂』のロケーションは?
『はっちゃん食堂』は那覇市の東部、寄宮というところにあります。
国際通りまでと、那覇の名園、識名園までも歩いて25分程度。車なら10分程度のロケーションで、観光客はあまり足を運ばないエリアです。
バス停(那覇バス・真和志支所前)の眼の前にあるので、バスでのアクセスも楽々ですね。
この『はっちゃん食堂』は住宅街の中にあり、沖縄大学も近いことから、安くてボリュームがあるのを求めて、学生さんをはじめ、サラリーマン風、労働者風、子供連れの近所の主婦など、客層はバラエティー豊か。
観光客はめったに来ない代わりに、地元の人に愛されているお店なのだなということがよくわかります。
オーダーはまず最初に食券を買いますが、メニューに番号が振ってあるので、オーダーも楽々。できたら呼ばれるシステムになっています。
ポイント2:すき焼きがイチオシ?!『はっちゃん食堂』のメニューはどんなの?
『はっちゃん食堂』には様々なメニューがあります。
予備知識がないと、どれにしようか迷ってしまい、メニューを決めるのに時間がかかってしまいます。最初に券売機で食券を買うのですが、下手をすると昼時には後ろにローカルの方が並んでしまいますので、注意しましょう。
沖縄の食堂らしく、チャンプルーやゆし豆腐、沖縄そばなどの沖縄料理はもちろん、カレーやカツ丼、カツピラフ、チャーハンやナポリタンもあります。
定食ももちろんありますが、白ごはんと玄米がチョイスできるのもヘルシーでいいですね!
でも観光客なら少しは沖縄料理が食べてみたいもの。
そんなときにおすすめなのが、「すき焼き」(900円)です。鉄鍋で提供されるので、アチコーコー(熱い、の意味の沖縄弁)なので注意です。
すき焼きは本土では、関東風、関西風と作り方は違いますが、たいていは甘辛いタレで牛肉や野菜を煮て、生卵を溶いたものにつけて食べますよね。
沖縄の「すき焼き」は、材料が牛肉、キャベツ、レタス、たまねぎ、春雨、豆腐、生卵(店によって若干の違いはあるかも)。基本的には甘辛い味ですが、野菜の旨味がたっぷり出ているので、意外にあっさりした味です。
そしてたいていスプーンが添えられているので、沖縄では「洋食扱い」なのかも知れないですね。
店によっては、客席にバター(マーガリン)が置いてあるので、それを少量入れて食べる人もいるようです。この店では客席に置いてありますが、店によっては、バターか生卵かをチョイスするところもあるそう。バターをチョイスするのは観光客にとってはとってもハードルが高いですね!
こうすると汁にまろやかな甘さが追加され、禁断の美味しさになるのだとか!
さらに店によってはタバスコが添えられてくる店もあるそう。沖縄のすき焼きの味カスタマイズは奥が深いですね。
『はっちゃん食堂』では卵はデフォルトでついてくるので、バターやタバスコがなかったらぜひリクエストしてみてください。
ポイント3:『はっちゃん食堂』はアイスティー飲み放題!
『はっちゃん食堂』に限らず、年中暑い沖縄では、冷たい飲み物が何よりのごちそうのこともあります。
この『はっちゃん食堂』では、水、お茶とともにアイスティーがタンクに入れられており、セルフでコックをひねって好きなだけ飲むことができます。
普通のカフェなどでオーダーしたら、けっこうなお値段を取られるアイスティーが無料なのはとても嬉しいですね!
アイスティー無料で多彩なメニューがある魅惑の『はっちゃん食堂』、是非一度行ってみてください。