那覇空港から車で約2時間13分。国頭郡国頭村に位置する、おそらく沖縄最北端の宿です。やんばるの大自然の中、リゾートホテルでは味わえない、家庭的で手作り感溢れる宿。オーナー夫妻の人柄も評判です。
ポイント1:『空の間INDIGO』のロケーションがすごい!
『空の間INDIGO』が位置するのは、国頭郡国頭村。那覇空港からは車で2時間13分もかかります。
おそらく普通の観光客が訪れる「美ら海水族館」でも空港からの所要時間が1時間半程度だということを考えると、いかに遠いかがおわかりでしょう。
ちなみに沖縄の最北端は「辺戸岬」ですが、そこから車でわずか13分南東に走った所にあります。
自転車だと約125km、バスだと名護と辺土名の2つのバスターミナルを経由し、国頭村営バスに乗り換えて約4時間半の所要時間です。
空港から宿まで、かなりの所要時間ですが、たどり着いたときの嬉しさはひとしおです!
ポイント2:『空の間INDIGO』の手作り感がすごい!
『空の間INDIGO』は、夫婦二人で切り盛りされており、手作り感が溢れる宿が魅力です。華奢な奥様がほぼ1人で手作りされたと聞いて、驚きを隠せません。
鬱蒼と南国の植物が茂る敷地内にはコテージとログハウス、そして共同のレストルーム、シャワールーム、レストラン、ギャラリーが点在しています。
どこかで見た雰囲気だと思ったら、1980年代のバリ島のバックパッカー相手の宿です。
敷地内には鳥小屋もあり、なんと烏骨鶏が放し飼いにされています。朝はこの子の鳴き声が目覚まし代わりです。
コンクリートとスレート屋根のコテージはワイドな幅のベッドとシングルベッドがあり、大小のテーブルが一つずつ。流木を拾ってきて組み合わせたような家具まで手作り感満載です。
広さは18.7㎡。室内には流木やヤシの繊維で作られたオブジェなどが置かれ、ナチュラルですが独特の雰囲気です。スピリチュアルな感じさえします。
また、ログキャビンはワイドなベッド1つに、小さめのテーブルが2つ。こちらはなぜか手作り感はなく、ナチュラルテイストの製品をそのまま使っている感じで、広さは8.7㎡です。
ナチュラルテイストなホテルの客室とそう変わりはありません。
泊まる人数にもよりますが、コテージかログキャビンか、どちらを選ぶかはその人次第ですが、私ならばログキャビンを選ぶかも知れません。
だけどこの宿のことを、「いつも気がついたらここに来てるような場所」と表現する人がいるように、「心地よさ」はその人にとって違いがあるので、一概にどちらがいいとはいい難いと思います。
なお、お値段はコテージが大人1人1泊2食付きで8,500円、ログキャビンが7,500円です。
泊まるゲストは、自然大好きなファミリーとか、沖縄本島をマラソンや自転車で一周中の人とか、かなり個性的な人が多いようです(笑)
ポイント3:『空の間INDIGO』の半オープンエアレストランがすごい!
『空の間INDIGO』では夕食は6時から、敷地内の半オープンエアの小屋ダイニングで提供されます。
ゲストはカウンター前の天然木の座りにくい椅子に座り、オープンキッチン?を眺めることができます。
アルコールは有料ですが400~500円。料理はその辺りで獲れたもののオリジナル創作料理です。
野菜からはじまり、自家製味噌を塗った島豆腐の田楽、海老や魚のグリル、なにかの新芽など、沖縄料理を中心に次々とコース料理のように出されます。
料理を作ってくれるオーナー夫妻とのおしゃべりも楽しいです。
食べ終わって、部屋に帰る時は真っ暗なので、懐中電灯が必須アイテム!
こんなワイルドな宿を体験したければ、やんばるに来るしかありませんね!