最南端の天岩戸伝説「クマヤ洞窟」
沖縄県島尻郡伊平屋村田名にある「クマヤ洞窟」は、日本全国に数多くある天岩戸伝説の最南端と言われる聖地です。
天岩戸伝説とは、全国にある日本の神話に登場する洞窟のことであり、天照大神が争いの姿を見かねて洞窟の中に隠れてしまったというもの。その伝説の最南端がこのクマヤ洞窟なんですね。
昭和33年には沖縄県の天然記念物として認定されている神秘的な雰囲気が感じられるスポットとなっています。
ポイント1:沖縄最北端の有人島に位置している
クマヤ洞窟は、沖縄本島北部にある運天港からフェリーに乗るとたどり着くことができる小さな有人島・伊平屋島にあります。その島の最北端近く・道路沿いにあるのがクマヤ洞窟です。
観光客にはあまり知られていない場所なので、混雑する観光地が苦手な人や神秘的なスポットが好きな方にもってこいですよ。
無料の駐車場も完備されており、伊平島を訪れたら外すわけには行かない観光スポットです。
ポイント2:洞窟の外の景色も最高
クマヤ洞窟の内部に入っていくには、海岸沿いの道路から整備された階段を登っていかなければいけません。2億年以上前に波や風によって侵食されてできたクマヤ洞窟。中に入るまでの道のりでは、間近で幻想的な岩々の様子を拝むことができますよ。
階段を登り切ったらすぐそばに美しい海が眼下に見れ、開放感があります。
長い年月をかけて造り上げられた岩々の様子は、その迫力に圧倒されること間違いありません。
ポイント3:広々とした洞窟内部は神秘的
階段を登り切った先に登場する洞窟内部は、まさに神秘的。入口は広くありませんが、奥へ入っていくと、広さ約600メートルほどあり広々としています。
鍾乳洞のような洞窟ではありませんが、時折差し込む太陽の光と洞窟の中のコントラストがまるで別世界を訪れたような気分にさせてくれます。
なんだかすぐそこに天照大神様がいらっしゃるかのような幻想的な感覚を味わうことができますよ。