那覇空港から車で約2時間、名護の山奥にあるツリーハウスタイプのホテルです。ツリーハウスと言えども、内部は豪華なホテルと変わりません。大自然の中でグランピング気分を味わえます。自然は好きだけど、虫が苦手な方にもおすすめです。
ポイント1：『Treeful Treehouse』は高いけど泊まる価値ある！
『Treeful Treehouse』はタレントの山田孝之さんもお気に入りのツリーハウス。沖縄本島・名護の山奥にあり、たどり着くまでもワクワクしてしまいます。
那覇空港から国道58号線を飛ばし、ジャングルの中に分け入って約2時間、ようやくたどり着いたツリーハウスは、らせん状の階段がついた「ツリーハウス」と、リビングやベッドルームがある「アエロハウス」に分かれています。
中に入ってみると、一流と称されるホテルのクラブフロアのよう！ツリーハウスの概念がガラガラと崩れていきます。
ただ子供が登って遊ぶレベルのものではなく、ツリーハウスではあるけれど、グレードの高いホテルの部屋が木の上に存在すると言ったらいいでしょうか。
今で言うと、グランピングとツリーハウスを合体させたような形態の全く新しい発想のホテルです。
それにただ形態が新しいだけでなく、カーボン・オフセットならぬカーボン・ネガティブ（排出される二酸化炭素より吸収の方が多い）、コンポスト・トイレやソーラーパネル、エコキュートで沸かした水、紫外線で殺菌された井戸水使用で環境にもやさしいホテルなのです。
ホテルの部屋では大自然の中でゆっくりと音楽を聞いたりハンモックに揺られたり、やんばるのグルメを楽しんだり。日頃の都会での繁忙を忘れて、ただボーッとするのもおすすめです。
また、オプショナルツアーのお楽しみもあります。
気づけば、無邪気に笑っている自分を発見できます。
ただの観光旅行ではできない体験ができるのではないでしょうか？
毎年次々とホテルができ、飽和状態の沖縄ですが、このホテルはそんな沖縄のホテル業界に風穴を開けそうですね。
ちなみに時期によって若干の変動はあるようですが、1泊朝食付き15万円で6名様まで宿泊可。高いですが、一度泊まる価値はあります。
ポイント2：『Treeful Treehouse』のオプショナルツアーがすごい！
『Treeful Treehouse』では、8輪のバギーカーによる「東村アドベンチャーツアー」を開催しています。
「東村」（ひがしそん）とは、沖縄本島やんばる東海岸にある、今大注目のエリアで、しゃれたホテルや飲食店が続々とできはじめています。
そんな東村ですが、ホテルから向かう目的地は自然溢れたところで、なんとこのホテルのオーナーの私有地なので、他のツアーなどでは行けない場所となっています。
ここでは岬の頂上から海河口までトレッキングをしますが、時々ウミガメに出会うこともあります。運が良ければ、絶滅危惧種の琉球山亀に遭遇することも！
もうツリーハウス以上にはしゃいで少年の心全開になるに違いありません。
また滝で泳いだり、ランチしたり、水切りなども可能で、大自然をそれこそ満喫することができます！
ただ、こちらのツアーは有料となり、別途17,600円/人（11時〜15時 ・移動時間は約80分・宿泊者以外も可)となります。
ポイント3：『Treeful Treehouse』の夕食がすごい！
『Treeful Treehouse』のエアロハウスにはキッチンがついていますので、自分で夕食材料を買ってきて作って食べることも可能です。ただ、最寄りのコンビニまでは車で30分程度かかります。
でもどうせならホテルの焚き火場（レストラン）で海鮮BBQ（1名13,200円）をオーダーしてみてはいかがでしょうか？
満点の星空のもと、オープンエアの野趣溢れるBBQグリルで、地元野菜や肉を焼いて食べる楽しみは、何物にも代えがたい経験です。
BBQには他にアグー豚ともとぶ牛のBBQ（1名13,200円）があります。
メニューにはその他にアグー豚ともとぶ牛のミックスしゃぶしゃぶと雑炊やすき焼き（ともに1名13,200円）、アグー豚のしゃぶしゃぶと雑炊、アグー豚の餃子と野菜の蒸し鍋（ともに1名11,100円）もあり、大自然の中で極上のグルメが堪能できそうです。
