那覇空港から車で約1時間、沖縄本島中部、うるま市にある天然ビーチです。正式な海水浴場ではないので、石やサンゴのかけらがごろごろしているのもまたワイルドで味があります。海水浴という感じではないですが、ボーッとするには最適!パワースポットも近くにあるのもなんだか心が落ち着きます。
ポイント1:『勝連南風原ビーチ』のロケーションは?
『勝連南風原ビーチ』は沖縄中部のうるま市にあり、シルミチューのパワースポットがある浜比嘉島に渡る手前の半島にあります。
那覇空港からは車で約1時間というところ。国道58号線、国道330号、県道36号線を経由してくれば1時間で来れてしまうので、割にアクセスがいいところです。
ただ、バスではそうはいきません。まずは空港から沖縄市のイオンライカムまで行き、そこから乗り換え、浜屋入口というところで下車、さらに徒歩16分で約2時間もかかってしまいます。
いかに沖縄の高速道路は優れているかを証明していますね。
ポイント2:『勝連南風原ビーチ』はどんなビーチ?
『勝連南風原ビーチ』水の綺麗さは離島まではいきませんが、それに近い透明度を誇っています。
ビーチに着くまでにも、ごろごろした石や南国の植物が茂った小道を通っていくのでなかなかにアドベンチャーな気分にさせてくれます。
地元の人が三線の練習をしていることもあるそうで、どこからともなく聞こえる三線の音が妙にマッチしてしまうまったりしたビーチでもあります。
ビーチは白い砂浜の部分と、ごつごつした岩がたくさんある部分があり、写真を撮っても方角によって表情が違い、同じビーチとは思えないくらいです。
海の中に大きな岩が突き出ている様子は、さすがに南国のビーチで、絵になります。
観光客でごったがえしたりしないのも魅力でしょう。
このビーチは海水浴やシュノーケルは自己責任で可能ですが、泳いでいる人はおらず、また監視員やクラゲよけネットもないため、少しでもコンディションが悪い日には避けたほうがいいでしょう。
もちろんトイレや更衣室、シャワーもありませんので、注意が必要です。
また、東シナ海ではなく、太平洋側なのでサンセットは期待できませんが、サンライズを見に朝早く行ってみるのもいいでしょう。
泳ぐというよりは、のんびりと景色を眺めたり、散歩を楽しむのがおすすめです。
ポイント3:『勝連南風原ビーチ』の周辺観光&グルメは?
『勝連南風原ビーチ』の近くには「勝連城跡」という世界遺産があります。
石垣の流れるような流線型フォルムが美しいこの城跡は、15世紀、海外貿易により勝連に繁栄をもたらした阿麻和利(あまわり)が居城していたところで、2000年にユネスコの世界遺産に登録されています。
最後の城主である阿麻和利は琉球王朝に歯向かった悪者と書かれている歴史書も多いですが、実は名君だったので、琉球王府がその力を恐れて「護佐丸・阿麻和利の乱」を仕組んだという悲しい物語も残されています。
また、勝連南風原ビーチの周辺グルメではお祖母様の店をリノベーションして姉妹で営む「神元商店」というかき氷やさんがおすすめ!ボリュームたっぷりで氷の中からごろごろと色々出てきて楽しい「生いちごと4種のベリー」、「焼き芋と紅玉」なんていうメニューがあります。
ビーチからは車で5分位なので、ぜひ行ってみて下さい!