70年以上愛され続ける、石垣島で一番馴染みの深い泡盛酒造所
請福酒造は、石垣島にある老舗の泡盛の酒造所です。
泡盛ブランド「請福」と言えば、約70年に渡り、古くから石垣島の住民に愛されてきた馴染みの泡盛です。また、泡盛業界の中で初めて「減圧蒸留法」に挑戦した蔵元としても知られています。減圧泡盛請福と言えば、泡盛の大ヒット銘柄です。
そんな請福酒造は、2014年4月に石垣市内から石垣空港近くに移転。同年8月から工場見学ができるようになりました。
沖縄の変わりやすい亜熱帯気候にも左右されることなく楽しめるスポットなので、雨の日の観光などに特におすすめです。
ポイント1：泡盛の歴史や製法などが分かる
工場見学は約15分程度と短いですが、社員の方が泡盛の歴史から製法などを詳しく説明してくれます。また減圧蒸留法など、請福酒造が挑戦した蒸留方法などについても詳しく知ることができます。
実際の米蒸し器や貯蔵タンクなどを見ることもできますし、日時などによっては運がよければ実際の作業風景なども見ることができます。
2020年3月からは工場見学は11時〜、13時30分〜、16時〜という1日3回行っており、泡盛好きな人はもちろん、泡盛が苦手という方もこの工場見学を通して、泡盛に興味を持ち、好きになったという方も多いようです。
ポイント2：工場見学後、試飲コーナーでは味比べができる！
酒造の工場見学の醍醐味は何といって試飲です。実際の製法や歴史など知識を得てから飲む泡盛はまた格別です。
試飲は請福酒造で作られているほぼ全種類の泡盛、リキュールが出され、自分で注いで自由に飲むことができます。そのため、普段できないような泡盛やリキュールの味比べなどができ、「こんなに味の差があるのか」と新しい発見をしたという感想を持つ方も多いようです。
もちろん車を運転している方は飲酒はできませんが、代わりに純米酢やもろみ酢など健康飲料の試飲ができます。
ポイント3：工場でしか買えない泡盛や、お土産も！
工場見学にはなんとお土産もついています。請福酒蔵の売店でしか買えない秘蔵の古酒とリキュール5種の中から選んで、お土産として持ち帰ることができるのも、工場見学の嬉しい特典と言えるでしょう。
また、工場でしか買えない泡盛の蔵元限定の古酒や、工場でしかやっていない泡盛の計り売り、請福のネーム入りのオリジナルグッズ（のれん、グラス、カラカラなど）もあるため、酒好きな方向けのお土産として買っていく方も多いようです。
