『カニさんトンネル』とは、夏季の産卵期に海へ向かうカニさんのためのトンネルです。車に轢かれないためにトンネルを作ってあげているのが、沖縄ならではの優しさですよね。いったいどんなトンネルなのでしょうか?
ポイント1:『カニさんトンネル』ってどこにある?
『カニさんトンネル』は、沖縄本島北部、国頭郡大宜味村の海岸べりにあるオカガニさんやオオヤドカリさんのためのトンネルです。
那覇空港からは実に1時間42分ほどかかり、国道58号線をひたすら北上していくとあります。大宜味村に入ったあたりで、「カニ注意」の看板が出没しますが、カニさんトンネルがある場所には大きな看板があるわけではないので、Googleマップを参考にして頂きたいと思います。
『カニさんトンネル』に到着すると、生息するカニの紹介や道路を横断するしくみを書いたパネルもあります。
駐車する数台分の空き地スペースもありますので、路駐することなくカニさんを観察できるのは嬉しいですね。
ポイント2:『カニさんトンネル』っていったい何?
『カニさんトンネル』とは、夏の産卵期に海に向かっていくカニたちが、少しでも自動車に轢かれないよう、自治体で税金を出してコンクリートのトンネルを作っているというものです。
ちょうど国道58号線の下にコンクリートのトンネルが出来ており、そこをカニが通って海に移動します。海側にはカニが登れるように青いネットも張ってあり、至れり尽くせり状態になっています。
道路の下を渡っているカニのうち、オオヤドカリの中でもムラサキオオヤドカリは天然記念物になっていて、それを保護する目的もあるのでしょうが、これは沖縄ならではのとても心暖まる取り組みですね。
道路のわきの護岸の向こうはやんばるならではのエメラルド・グリーンの海。明らかに鮮やかなエメラルドグリーンを見ただけでも心が癒やされますね。
ポイント3:『カニさんトンネル』周辺のグルメ、おすすめスポットは?
『カニさんトンネル』を見にせっかくやんばるに来たのですから、グルメやおすすめスポットにも立ち寄ってみたいですね。
カニさんトンネルから車で3分のところにある『OKINAWA CACAO』は佇まいや食器が素敵なだけでなく、メニューもカラキをベースにしたチョコレートドリンクや、月桃や泡盛、シークワーサーなどのフレーバーのチョコレートなどがあって、とても評判のチョコレート工房&カフェです。
定番のお土産もいいですが、たまには変化球のお土産もいいですね!