手付かずの自然と部瀬名岬周辺の豊かな生態系を楽しめる公園
ブセナ海中公園は、沖縄県名護市にある部瀬名岬にある老舗の海洋レジャー施設です。
部瀬名岬周辺には、実に様々な水生生物が生息しているだけではなく、珊瑚礁も発達しており、手付かずの自然が残る海としても有名です。
ブセナ海中公園は、リゾートホテル「ザ・ブセナテラス」と同じ敷地内にありますが、ホテルの宿泊者だけではなく利用することが可能。訪れた際には、目玉施設である「海中展望台」と「グラス底ボート」をぜひ楽しんでみてください。
ポイント1：グラス底ボートで部瀬名岬周辺海域の豊かな生態系を堪能
ブセナ海中公園の目玉施設の1つが船の底がガラス張りとなり、海底の様子が船内からはっきりと見えるグラス底ボートです。
36名程が乗れるクジラ型の船内の両端に座席があり、船内の真ん中には大きな覗き穴が設けられています。ここから覗くと、約100種類以上の水生生物達の泳ぐ姿や、綺麗な珊瑚礁がはっきりと見えます。
ガイドさんにより、魚の解説などもあるので、沖縄の珍しい魚の知識も得られて一石二鳥です。追加料金はかかってしまいますが、魚の餌付け体験も可能（200円）。
ポイント2：海の中が手に取るように見える、海中展望台
ブセナ海中公園のグラス底ボートと並ぶ、もう一つの目玉施設が「海中展望台」です。公園内から沖に突き出た長い桟橋を歩いて行くと、まるで灯台のような円筒状の建物があり、その中にある階段を降りていくと、まるで潜水艦の中のような海中展望台に行くことができます。
24名が最大収容人数となっているので、なかなか開けた場所です。壁には丸い覗き穴がいくつも空いており、そこから海の中の様子を見ることが可能。
また、ディズニーアニメのファインディングニモのモデルとなったカクレクマノミがいつでも見られるように網の中で飼育されており、その窓だけいつでもカクレクマノミが見られます。
ポイント3：ブセナ海中公園で見られる色とりどりの魚
ブセナ海中公園周辺海域には100種類以上の魚や水生生物が生息しており、海中展望台に向かう桟橋の上から水面をのぞいても魚がたくさん泳いでいる姿が確認できるほど、多くの生物を見ることができます。
サザナミヤッコやオヤビッチャ、ヤマブキベラ、ハナグロチョウチョウウオ、ツノダシ、アカヒメジなど沖縄の亜熱帯気候特有の、色とりどりの魚が見られます。運がよければハリセンボンやウミガメの姿なども見られる可能性もあります。
