那覇空港から車で約1時間28分。沖縄本島北部今帰仁村の山の中にあるカフェです。店主はフードコーディネーターで2011年に沖縄に移住。2018年に開かれた沖縄の中にちょっぴりアジアの香りのするカフェです。
ポイント1:『波羅密』の名前の由来は?
『波羅密』はフードコーディネーターの根本きこさんが、2018年に開いたカフェ。もともと湘南で海の家や雑貨店を開かれていた根本さんが、沖縄に移住されたのは、東日本大震災がきっかけでした。
根本さんのお料理が好きで、料理本も持っていた筆者でしたが、沖縄でお店を開かれていると知ったのはつい最近。沖縄本島北部の今帰仁村に2018年にオープンされていたのでした。
根本さんのお料理だけでなく、雑貨センスや生活スタイルなどもよく知っていたので、あまり海に近すぎず、むしろジャングルみたいな山の中で、南国のフルーツ「ジャックフルーツ」の和名「波羅密」を店名につけられるあたり、アジアもお好きなきこさんらしいなと思いました。
ポイント2:『波羅密』で提供される料理はどんなの?
『波羅密』では、ワンプレートのランチの他、ケーキやスコーン、プディングなどのスイーツ、そして「第3水曜日」には「水餃子」も提供されます。(要予約)
ラテやサングリア、そしてもちろんコーヒーなどのドリンクもあります。
自家製のハーブソーダなどもいかにもこのお店らしいですね。
ヴィーガン料理にも力を入れているぽつんと一軒家なカフェ、といったところでしょうか?
ポイント3:『波羅密』の世界観がまるごと素敵!
『波羅密』に行った方の口コミを見ていると、この『波羅密』が醸し出す世界観がまるごと好き!という方がとても多いです。そしてできれば「教えたくないお店」とも。
長年、フードコーディネーターとしてセンスを磨き、数々の料理本も出版され、雑誌にも掲載されることも多かった根本きこさん。
そのセンスの源には、国内はもとよりアジアの食文化や生活スタイルなどが影響しているのに違いありません。
移住先にアジアの延長のような沖縄を選ばれたのもなんだか納得ができますね。
沖縄家屋とも現代家屋ともつかないカフェの外観。個性的でクラシカルなテーブルやデザインの異なる椅子たち。
乗ってくる料理をさらに引き立てるやちむんや沖縄グラス。アジアできこさんが買い集めたファブリック達。
大きなアートが目を引くインテリアもそうですが、派手すぎずきこさんの「好き」が全開になっているのが、共感を呼ぶ理由だと思います。
お料理ももちろん美味しいですが、とても素敵な空間ですので、一度訪れて見られてはいかがでしょうか?