2026年3月8日(日)~3月31日(火)の期間中、沖縄県本部町伊豆味地区にて「もとぶ・伊豆味クメノサクラ祭り」が開催される。沖縄でも限られた場所でしか見ることができない、“幻の桜”とも呼ばれるクメノサクラに出会える春の特別なイベントだ。
本部町伊豆味区では、かつて久米島に咲いていた希少な「クメノサクラ」を寒緋桜に接ぎ木し、大切に育て続けてきた歴史がある。この桜の最大の特徴は、咲き始めは透き通るような純白で、時間の経過とともにほんのり淡いピンクへと色づいていくこと。一般的な寒緋桜やソメイヨシノとは異なり、優雅に色が移ろう姿はとても幻想的で、訪れる人々を魅了してやまない。
また、クメノサクラは見た目の美しさだけでなく、ほのかに漂う上品な香りも魅力のひとつ。風に揺られながら花びらが静かに舞い落ちる様子は、沖縄の春の訪れをやさしく感じさせてくれる。青空と新緑に映える白から桃色へのグラデーションは写真映えも抜群で、毎年カメラ愛好家や花好きの来場者でにぎわう。
会場となる伊豆味駐車場周辺では、地元ならではの楽しみも充実。飲食ブースでは軽食や特産品が販売され、新鮮な野菜や苗木の販売も行われる予定だ。春のガーデニングにぴったりの植物を探す楽しみもあり、地域の温かな雰囲気を感じながらゆったりと過ごすことができる。
さらに伊豆味エリアには、地元で人気の沖縄そば店や趣ある喫茶店も点在しており、桜散策と合わせてグルメ巡りを楽しむのもおすすめ。観光地の賑わいとは少し違う、のどかな集落の空気の中で過ごす時間は、心までリフレッシュさせてくれるはずだ。
沖縄の桜シーズンの締めくくりを飾る「もとぶ・伊豆味クメノサクラ祭り」。一般的な桜とはひと味違う、美しく儚い“白い桜”をぜひその目で確かめてみてはいかがだろうか。春のドライブや週末のおでかけにもぴったりのイベントだ。























