世界最北端の熱帯カルスト地形・大石林山

2億年前の海の中で出来た石灰岩層が地上に隆起し、長い歳月をかけて侵食された四連の奇石が建ち並ぶ岩山群。それが大石林山です。沖縄のパッケージツアーなどでは、必ずコースに入っているほど有名な観光スポットですが、琉球王朝時代の神話が残っているため、パワースポットとしても知られています。
ポイント1:ガイドツアーがおすすめ
大石林山では、自由に散策するのもいいのですが、1時間30分のガイドツアーを申し込むと、熱帯カルスト地形の成り立ちや、そこに生息・生育する動植物の観察などを通して、やんばるの大自然を深く知ることができます。
入山料1200円も込みで1時間30分で大人1人3,000円です。
なお、ガイドツアーにはスピリチュアルガイドツアーもあり、こちらは120分入山料込み大人1人4,000円。
琉球開びゃくの地を舞台に拝所や伝説が伝わるスポットの案内を通して、沖縄の自然崇拝を感じることができます。
ポイント2:『沖縄石の文化博物館』を見学する
こちらは「沖縄の石」をテーマにした地質・民俗系の博物館です。
県内各地から集めた石の標本、石製の民具も展示されています。
沖縄中南部や離島は、石灰岩で覆われているために木が育たず、石で生活に必要なものを
作っていました。
水瓶やたらいなどをはじめとした生活用具や持ち上げると子宝に恵まれる力石(ちからいし)やT字路に魔除けとして置く石敢當(いしがんとう)などの沖縄の石の文化に触れることもでき、ユニークな体験ができますのでおすすめです!
ポイント3:薬草サラダバーがある食堂「ふれあい食堂 なんと屋」
大石林山の中にはレストランもあります。
なんと薬草サラダバーがある「ふれあい食堂 なんと屋」というレストランが人気で、「薬草と県産豚のやんばる鍋・薬草サラダバー付き」(1,200円)が看板メニューとなっています。
薬草は季節によって内容が異なりますが、4種類くらいの薬草が出されています。
また、マンゴー、シークワーサー、グァバ、パッションフルーツのソフトドリンク、サンゴ礁から生まれた「玉泉洞」の地下水で作ったサンゴビールなど珍しいドリンクもあります。
またこのレストランから見える大海原の絶景も隠れた名所スポットなのではないでしょうか。