旧海軍司令部壕は沖縄の戦争を理解できる場所
旧海軍司令部壕では、実際の司令部壕内の見学や、資料や講和などから、戦争や平和への理解を深められる場所となっています。
沖縄であった戦争は、日本とアメリカ軍合わせて20万人以上の人が亡くなった戦争と言われています。数多くの沖縄県民も無くなりました。
そのような経験を後世へと伝えていく文化遺産として残っているスポットです。
旧海軍司令部壕への見学は、大人600円、子ども300円となっています。
那覇空港から車で15分程のアクセスのしやすい位置にあります。
ポイント1:実際の旧海軍司令部壕に入れる

旧海軍司令部壕は、3000人もの人によって掘られた場所です。
壕内部の掘られた跡1つ1つから当時の人が手作業で掘って行った背景が想像できます。
司令部壕内は、いくつもの通路が存在し、すべてで450mの通路の長さがあります。兵士の収容人数は4000人を収容できるという広さです。
司令部壕を見学すると、当時の戦争の跡を発見できます。
戦争当時の文字や、自決した兵士が使った手りゅう弾が爆発した跡などです。
ポイント2:実物の戦争資料を見れる
海軍壕公園ビジターセンターには、資料館があります。旧海軍司令壕から発掘された遺品などを見る事ができます。
資料から司令壕内の様子を理解する事ができます。壕を掘り進める為の、くわ・つるはし、兵士の装備の槍や、銃器、兵士の手紙など様々です。
また沖縄の戦争の写真などもあり、戦争当時の悲惨な状況を確認する事ができます。
その他にも、沖縄の戦争の流れなども展示で見る事ができます。
ポイント3:平和学習として講和を聞ける
旧海軍司令部壕では、場所の見学の他にも、講和による平和学習をする事が可能です。
講和では、戦争の悲惨さや、旧海軍司令部壕の建設の経緯や平和について、ガイドの方が語ってくれます。
所要時間20分の講和と、所要時間50分のガイドがあるので、開催されている日を選んで観光しましょう。
また音声ガイダンスもあります。司令壕内を周りながら理解を深めたい場合はおすすめです。
その他にも、オンライン講和や公式HPでバーチャルツアー体験など、伝える工夫が多く見られます。