1975年創業、沖縄のホテルの中でも老舗中の老舗と言える恩納村に建つホテルムーンビーチ。新しいホテルだらけの沖縄で、レトロな南国リゾートを感じることができる貴重なホテル。開業当時はずいぶん贅沢な造りだったようですが、リノベーションも行き届いていて、快適に過ごせます。
ポイント1:ホテルムーンビーチは沖縄初の本格的リゾートホテル!
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©沖縄観光コンベンションビューロー
那覇空港から車で約50分。1975年、沖縄海洋博が開かれた年に創業のホテルムーンビーチは、なんと沖縄初の本格的リゾートホテルです。
40年超の歴史がありますが、レトロな部分は残しつつ、きれいにするべき部分はリノベーションが完了しており、いい意味で味があります。
まずホテル内部に入ってみてびっくり!内部にはたくさんの熱帯の植物が茂っています。天井からは南国の自然光が降り注ぎ、エアコンで作られたのは違うさわやかな風が吹き抜けていくのです。それはまるで、遠い昔に行った南国のホテルのような感覚を受けました。
自然光が入る天井や風が吹き抜けるロビーなどは、おそらく開業当時は最先端で、ずいぶん贅沢な建築だったのではないかと思われます。
沖縄初のリゾートホテルで40年の老舗あるという利点を活かし、今の建築では太刀打ちできないような当時の建築の良さは今でも活用して、唯一無二の空間を作り出しています。
部屋に入ってまたびっくり!とても老舗のホテルとは思えないほど南国感に溢れた明るく機能的なお部屋。スタンダードルームに加えて、ナチュラルなイメージの部屋やクラブルームもあります。
現代風のホテルとして有名なあのテラスホテルズやMBギャラリーとも同系列のホテルで、そのセンスの良さは抜群です!
新しいホテルだらけの沖縄で、同じような今風のホテルに飽き飽きしている人にも最適です。
ポイント2:ホテルムーンビーチのレトロ感溢れるクラブラウンジがステキ!
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ホテルムーンビーチには、2012年に「レジデンシャル・クラブラウンジ」がオープンしました。長い歴史の中でも、次々とクラブラウンジを備えたホテルがオープンする時代の流れには逆らえなかったのです。
しかしいきなり現代風のラウンジを新設するのではなく、どこかレトロで「昔のハワイのホテルみたい」な実に味のあるラウンジが出来上がりました。
特にテーブルや椅子のデザインにはこだわっていて、アンティークなのでしょうか?とてもいい味を醸し出しており、昭和レトロとモダンを合わせたような雰囲気家具を使っています。そして半オープンエアの大きな窓から見える海は最高の景観!
このラウンジは、クラブカテゴリ以上の方が利用できますが、チェックイン、アウトもこのラウンジで行い、シャンパンも振る舞われる朝食から17時半からのアペリティフ、20時までのスナック、ソフトドリンクサービスまでこのラウンジでたっぷり楽しめます。
クラブラウンジでも朝食にシャンパンがついてくるのは聞いたことがないですよね!いきなりテンションが上がります!
ただ、後から増設したからなのか、クラブカテゴリの部屋からラウンジが遠いという難点は致し方ないようです。
ポイント3:ホテルムーンビーチのプライベート・アイランドがある!
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ホテルムーンビーチはなんとプライベートアイランドを持っています。国内のホテルでプライベート・アイランドを持ってる所って、聞いたことがないですよね。
島の名前は「YO島」といい、ムーンビーチ桟橋から船で15分。水着とサンダルで気軽に行くことができます。桟橋近くにはトーテムポールも立っていて昭和の南国感満載!
このツアーは有料ツアーとなりますが、ピクニックツアー(現在一時休止中)と、エコ&シュノーケリングツアーの2種類があります。
エコ&シュノーケリングツアーの所要時間は2時間半。ムーンビーチよりも更に透明度が高いビーチでシュノーケリング体験すると、「まるで水族館みたい」に大量の熱帯魚を見ることができます。