那覇空港から車で約40分。世界各国の味が集まる北谷町にある本場香港の味のテイクアウト専門の中華料理店です。沖縄では沖縄の味を楽しみたいけど、やっぱり飽きるときってありますよね。そんな時、気軽に食べられる本場の味「香港デリ」をどうぞ!
ポイント1:北谷町・宮城海岸沿いにひっそり佇む『香港デリ』
2022年3月21日にオープンした「香港デリ」。
沖縄にまで来て何も広東料理を食べなくてもいいのでは?と思う方もおられるかも知れませんが、日本が鎖国していた時代にも琉球王朝として鎖国せず、東南アジアとガンガン貿易をして、アジアの文化を吸収してきた沖縄だからこそ本場に近い料理を食べられるというものです。
話は琉球王朝まで遡ってしまいましたが、元に戻しましょう。
インドやベトナムなど、他の地域に比べて各国料理店が多い北谷町には、かなり本場に近いテイクアウト専門店「香港デリ」があります。場所は宮城海岸の海沿いですが、マンションの一角にあり、ちょっと目立たないので、わかりにくいかも知れません。
しかも営業時間が金~月の11時~16時までしか営業していないので要注意です。
なぜこんな営業時間なのかというと「人手不足」だからだそう。
それだけに人気があってお客さんが絶えないので、嬉しい悲鳴なのかも知れませんね。
ポイント2:『香港デリ』のおすすめはやはり「香港定番ロースト弁当」
写真はクリスピーポーク
香港の料理に「焼味」(しゅうまい)というジャンルがあります。よく、香港の街角にぶら下がっているローストダックやローストポークなどがそれで、それらを細かくカットしてご飯の上に乗せて食べるB級グルメがここ「香港デリ」にもあって、いちばんの人気メニューとなっています。
「香港デリ」では、「香港定番ロースト弁当」で出されていますが、豚肉でもクリスピーポークかチャーシュー、鶏は塩焼きを選べて、香港では定番のように2種類の肉を選べるのも嬉しいです。
特におすすめなのが、ご飯の上にカリカリの皮が香ばしいクリスピーポークとジューシーな肉にとろりと甘いソースが病み付きになるチャーシューが乗った「2種盛り弁当」(1,300円)がおすすめ。
さらに、ローストポークやダックにさんぴん茶やタピオカミルクティー、エッグタルトがセットになったものがAからFまでありますので(880円~2,000円)お得に食べることもできるのが嬉しいですね!
ポイント3:『香港デリ』にはエッグタルトやタピオカミルクティーもある!
日本で有名な香港のデザート、飲み物と言えばエッグタルトにタピオカミルクティーですね。
ここ「香港デリ」にも当然、この定番の2つはあります。
エッグタルトはいまやコンビニやファーストフードでも「たまごタルト」と名前を変えて販売されているほどポピュラーですが、その美味しさにはかなりの差があるのも事実。
「香港デリ」は香港人の夫婦がやっているだけあって、本場で人気の味は抑えてありますので、とてもクリスピーで美味しいエッグタルト(1個300円)を味あうことができます。
ここのエッグタルトは「ちょうどいい甘み」だとして、観光客はもとより、地元のファンも多いそう。
また、タピオカミルクティー(450円)は、日本で流行るかなり以前から香港ではポピュラーでしたが、香港で定番の濃いミルクティーにごろごろとタピオカが入っていて、それだけでお腹がいっぱいになるくらいのボリュームです。
また、白タピオカにココナツミルク、マンゴーの果肉がごろっと入った「マンゴーココナツ」(600円)も現地度が高いボリューミーな飲み物となっています。