なんと無料?!『海洋博公園マナティー館』を楽しみ尽くそう!

基本情報

店舗名
海洋博公園マナティー館(カイヨウハクコウエンマナティーカン)
住所
沖縄県国頭郡本部町石川424
電話番号
0980-48-2741
営業時間
8:30~18:30(繁忙期は8:30~20:00)
定休日
サイトURL
https://oki-park.jp/sp/kaiyohaku/inst/77/133

那覇空港から車で約1時間45分。沖縄本島北部、わかりやすく言えば『美ら海水族館』美ら海水族館の裏手の無料エリアにある施設です。海洋博公園という名前ですが、早い話が無料で見られる水族館です。なぜ無料で見られるのでしょうか?

ポイント1:『海洋博公園マナティー館』の歴史は?

沖縄に来たらほとんどの人が訪れるのが『美ら海水族館』ですが、実はこの水族館、『海洋博公園』という公園の中にあるってご存知ですか?

1975年、沖縄で海洋博というイベントが開かれ、美ら海水族館の前身である水族館もオープン。翌年1976年には海洋博を記念して、跡地に「海洋博公園」がオープンしました。

その後、南北約4kmにも及ぶ敷地の海洋博公園内ではさまざまな施設がオープンする中、『海洋博公園マナティー館』はウミガメ館とともに1994年にオープンしました。

『美ら海水族館』が新しくオープンしたのは2002年で、それまでは海洋博公園内の水族館として営業しておりましたが、ジンベイザメなどは古くから在籍していたのです。

そして『美ら海水族館』はそこそこ高額な入場料金が必要ですが、敷地内には『マナティー館』を含むいくつかの無料エリアがあって、無料で見られるということはあまり知られていないようですね。

実は「海洋博公園」内は広いので、各施設を案内する看板が立てられているのですが、白で表示されている箇所は無料エリア色付きだと有料だと知ることが出来ます。

そしてなぜ無料で見られるのかというと、この「海洋博公園」は国営で、海洋博公園自体が入場料が無料だからです。公共の施設なので、無料で見られるのはありがたいですね。

ポイント2:『海洋博公園マナティー館』では何が見れる?

『海洋博公園マナティー館』では何が見れるのでしょうか?

ここでは、絶滅危惧種で国内でも飼育数の少ないマナティーの生態を水上と地下の観察室の多方面から見ることができます。

オスのマナティーはメキシコ政府から寄贈されたものですが、1990年に世界で初めて人工孵化に成功し、2001年に誕生したメスの「ユマ」はここ『マナティー館』で誕生したものです。

現在はちょっと大きくなってしまいましたが、親子で寄り添っている様はとても微笑ましいものでした。

また、1日1組の限定で小学生以上5名まで1グループ10,000円の有料となりますが、体験学習を実施しており、飼育員からの海牛類の説明の他、バックヤード体験や餌やり体験、赤ちゃんマナティーなどの観察ができ、まるっとマナティーづくしの体験ができるプログラムです。

お値段は多少かかりますが、ここでしか体験できないプログラムなので、希少な体験をしてみてはいかがでしょうか?

ポイント3:『海洋博公園マナティー館』の他の無料エリアは?

『海洋博公園マナティー館』の他にも海洋博公園内には無料エリアがあります。

それはマナティー館の近くにある「オキちゃん劇場」と、「うみがめ館」です。さらにイルカラグーン、海岸遊歩道、沖縄郷土村・おもろ植物園も無料です。

ついでに言うと、いつも混んでいる売店も無料エリアにあります。

今でこそ美ら海水族館のメインは「ジンベイザメ」のように思われていますが、美ら海水族館ができてジンベイザメが有名になるまでは、この水族館のヒーローはオキちゃんというイルカだったのです。

今も現役でショーに出演していて、国内最長飼育記録48年を誇る影の大ベテランです。

このように、美ら海水族館のある『海洋博公園』の敷地内には、無料で楽しめる場所がたくさんありますので、ぜひ時間をとって楽しんでみてはいかがでしょうか?